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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 2021年4月アーカイブ

2021年4月アーカイブ

「患者様にご負担の少ない歯科治療」や「適切な矯正歯科治療のPOINT」などをお届けしている久野歯科医院 院長のBlogです。

皆様に役立つ矯正歯科・歯科医療に関する新たな情報を院長が分かりやすくお伝えしています。
若い方、10代20代30代40代の方は歯並びを綺麗に整える矯正歯科治療について関心のある方が多く、そして年配の方は入れ歯や年齢と共に低下していく咀嚼機能について興味のある方が多いのではないでしょうか?

当Blogでは通常、矯正歯科に関する専門的な内容が多いため、今回は高齢者の方向けに”入れ歯や咀嚼機能”について、役立つ内容を共有いたします。是非ご覧ください。

■記事の再執筆日:2021年12月15日(水)18:15
 
 

高齢者の入れ歯による咀嚼について

 
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約20年ほど前の日本では60歳から69歳で、既にご自分の歯が20本も残っていない方が多いといった状況でした。
しかし、歯科医療の発達等により、現代では80歳で20本以上もご自身の自然の歯が残っている人が50%を超えています。
 
このような現代の歯の残っている状況から考えると、間違いなく日本人の歯やお口は若返っていると言っても良いでしょう。

 
そして、最近話題の「フレイルの予防」には食べることが重要な項目の一つとして、挙げられています。
「フレイルの入り口」といわれているオーラルフレイルの予防にも高齢者の方の入れ歯での咀嚼について考える必要があります
 

 

入れ歯で食べにくい食品は傷みを生じることも

一般的に入れ歯では、線維を切るような擦り切る運動がしにくくなるといわれています。
横ゆすりの運動は入れ歯が外れやすくなったり、ひねりが起きやすいため、入れ歯に痛みを生じやすくなります。

 
具体的には食パンや油揚げ、薄切りハム、にら・ほうれん草などの葉物類、きのこ等がこういった食品に当たります。決して硬いものではないですが、なかなか咬み切ることができません。実際に当院の患者さんからもこういった声をよくお聞きします。
 
 
こちらへの具体的な対応策として、以前よりも肉や食品を少し小さめに切ったり、薄く切り過ぎない、隠し包丁を入れるなどが有効です。
隠し包丁(かのこぎり)は通常、料理店さんでイカの刺身や肉の食感をやわらかくするといった、味を浸透させやすい手法として一般的になっています。料理店さんのお客様が年々高齢者になってきたり、軟らかいものを全世代の方が好む傾向を感じ取ってのことと考えます。

また、
逆に硬いものでも、粘りのないおかきなどは比較的入れ歯で食べることができるとされています。


 

口腔機能の低下を防ぐために重要なこと

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歯科医療の学問的には、入れ歯を使用していない健全な歯が多く残っている人に比べ、入れ歯を使用している人は咀嚼能率が少なからず低下します。
 
「入れ歯の名人」と言われた歯医者が作成した入れ歯でも、健全な歯を持った人の歯と比較するとかみ砕く効率は30~40%になると言われています。ですが、だからといって「入れ歯では何でも食べられない」と断言してしまうのは違うと考えます。
 

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入れ歯を装着し少しでも咀嚼能率を高めて、口腔機能の低下を防げるよう、普段 歯医者は患者さんのお手伝いをしています。学問的に裏づけられた数字は説明する際に説得力がありますが、入れ歯を語る時にはそれが全てではありません。
 
現代人は世間でよく言われているほど食物をよく咬んで、よく咀嚼しているのでしょうか?
軟らかいものを好み、「軟らかいものイコール美味しい」と考えて口当たりを楽しみ、よく咀嚼をせずに飲み込んでいる可能性もあります。

 
それらを標準的内容だとすれば、よく咬むことを意識して入れ歯を使用すれば十分対応できると思います。一般の食生活を行なうことができるのではないでしょうか。

そのため、もし入れ歯を装着し食事をした時に痛みがあるようならば、まずはその痛みを失くすことが最も重要な事柄となります。
その改善が今後の咀嚼機能の低下を防ぐ上で、重要な役割を担っています。

 

 
 

常滑で矯正歯科や入れ歯に関しお悩みならなら、一度ご相談下さい 

久野歯科医院はそれぞれの患者さんに合った矯正歯科治療を行っています。
また、入れ歯の痛みや咀嚼機能の低下でお悩みの患者さんからのご相談まで「どうすれば、より良い状態になるか?」を考え、治療計画の立案及び歯科治療を行っています。

今回の記事でお伝えした口腔機能低下を防ぐことを目的とした入れ歯の対応から、「長く快適に、そして美しい口元を得る」ための矯正治療まで様々なニーズにお応えします。日々ご自身で鏡を見て考え込んだり、インターネット上で色々と調べることは大切ではありますが、その次のステップとして信頼できる歯科医院で適切な治療計画を立てることがより重要です。

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特に矯正治療は長期的な治療で、治療費用も一般的な歯科治療よりも高額なため「どの歯科医院で治療を進めるか?」がPOINTなのは言うまでもありません。
常滑で矯正歯科治療や入れ歯治療をご検討中なら、お気軽にご相談ください。きっと患者様のお力になれます!メールやお電話による無料相談も行っているため、お気軽にご連絡ください。専門の歯科医が丁寧にご説明します。
 

【本記事の執筆者について】 常滑の矯正歯科専門 久野歯科医院 院長 久野昌士
 
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≪院長の略歴≫
昭和57年:東京歯科大学を卒業する。
昭和57年~61年:東京歯科大学補綴第二講座に在籍
昭和62年~平成1年:愛知学院歯学部口腔外科第二講座研究生
 
・名古屋YDCAスタディグループ
コンプリートデンチャー研究会に在籍をしながら、
名古屋顎矯正研究会に参加し、現在に至る。
 
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常滑市の頼れる歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

乳幼児・離乳期の咀嚼について

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乳児から幼児へと成長をしていくときに食べ物は液体から普通の食事へと大きく変化していきます。
 
それを段階的にクリアしていくのが生後5ヶ月から約1歳6ヶ月までの離乳期となります。
 
離乳初期
 
離乳初期は生後5ヶ月から6ヶ月の時期で離乳食の回数は徐々に1回から2回へと増えていきます。
 
母乳や育児用ミルクは4回から3回へと減っていきます。調理の形態は今までに液体しか飲んでいなくて舌の前後の運動しかできません。
 
かむという動きはできません。
 
そのために食べ物はドロドロ状です。
 
1回あたりの量は穀類がつぶし粥の状態で30gから40gへと増え卵黄は3分の2以下又は豆腐25g又は乳製品55gか魚5gから10gへ増えていきます。
 
離乳中期
 
離乳中期の生後7ヶ月から8ヶ月では離乳食は2回となり、母乳や育児用ミルクは3回で調理の形態は舌の前後運動に加え、上下運動ができるようになるために舌の上に食べ物を載せて上顎でつぶせるようになります。
 
穀類は全粥となり舌でつぶせる硬さの豆腐やかぼちゃなど形のあるものが食べられるようになってきます。
 
卵も全卵2分の1となり魚にくわえて肉も加わり次第に量も増えていきます。
 
離乳後期
 
離乳後期の生後9ヶ月から11ヶ月では離乳食は3回となり、母乳や育児用ミルクは2回に減っていきます。
 
舌の動きも円滑に行なわれるようになり歯ぐきでかむのに近い動きが出てきます。
 
歯ぐきでつぶせる硬さの穀類では全粥から軟らかいご飯がたべられるようになり、上下の前歯が生えてきて、野菜や果物の食べられる量も30gから40gへと増えてきます。
 
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離乳完了期
 
離乳完了期の生後12ヶ月から15ヶ月になると奥歯の歯ぐきもずいぶん硬くなり、歯もはえ始めて、調理形態は歯ぐきでかめる固さとなり穀類では軟らかいご飯から普通の硬さのご飯が咬めるようになってきます。
 
スイカ、きゅうりなどの硬さの野菜もたべられるようになってきます。
 
また自分から食べることに積極的にもなってきます。
 
しかし乳歯列が完成し、お母様方と同じような食べ物が食べられるのは3歳ごろからなので、それまでは機能も十分ではありません。まだまだ食べ物には配慮が必要になります
 
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むし歯は感染症で母から子へ、うつります。離乳食を与える時から赤ちゃん専用のスプーンなどで与えるようにしましょう。
 
食物を咬み与えるようなことの無いようにお願いします。
 
歯がはえてきたら(生後6ヶ月から8ヶ月)綿棒や、指にきれいなガーゼを巻きつけて丁寧に拭くことからはじめて、なれてきたら食べたあとに仕上げ磨きをするようにしましょう。
 
歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
 
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。
 
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
 
アソアライナーはインビザラインとならぶマウスピース型矯正装置です
 

上下顎前歯叢生 アソアライナー治療例/女性I.K様(常滑市在住)治療報告・その6

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治療経過
次の段階のアソアライナーを装着します
 
今回は1ステップでアライナーを製作しました
 
今回はストリッピング(インタープロキシマルリダクション:IPR)を行なっていません
 
前回に比べると挺出が確実にできています。
 
挺出は元に戻りやすいので、保定のためにもうしばらく歯頚部につけたクリアボタンとアソアライナーに付けたボタンにゴムをかけ矯正歯科治療をつづけます
 
ステップ9.JPG
 
 
アソアライナー装着時もアソアライナーを装着していないときと比べてもほとんど目立ちません
 
計画通りきれいに並んできているので次回には微調整を行いそのままハードタイプのアライナーをクリアリテーナーとして使用するように計画します
 
ステップⅠからステップ9上.jpg
 
上の写真は上顎のステップ1からステップ9までの写真です
 
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上の写真は下顎のステップ1からステップ9までの写真です
 
 
 
 
 
 
患者様にご負担の少ない歯科治療を   常滑の歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

小宮山弥太郎先生の講演を聞く

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東京歯科大学の同窓であり、補綴学教室の大先輩である小宮山弥太郎先生の講演を聞く機会がありました。
 
小宮山弥太郎先生について
 
小宮山先生は私が学生の頃、補綴学教室の第3講座、局部義歯学の講師でありました。
 
その後私が大学を卒業する頃にはスエーデンのイエテボリ大学へ留学され、第2講座の医局員になる頃には留学を終え帰国、第3講座で助教授となられ活躍されておりました。
 
小宮山先生は留学先のスエーデンイエテボリ大学の医師であり解剖学の先生でありましたブローネマルク教授から純チタンの骨結合型のインプラントについて学ばれ現在の日本における歯科領域のインプラント療法のパイオニアの先生です。
 
最初に
 
小宮山先生の講演はご自身の自己紹介に始まり、幼少期のエピソードとしてネジの面白さと怖さをそこで知ったと話されました。
 
その頃からタップの切られたルートフォームタイプのインプラントとの出会いが運命づけられていたのでしょうか?
 
少年時代からの趣味はバイク。
 
バイクは2輪で4輪の自動車のように覆いがなく、安定度もありません。
 
危険度を察知する能力がその時から養われたとお話がありました。
 
歯科医療の発展
 
近代の歯科医療の大きな発展はハードウエアでは
 
・ポーセレン(陶材、セラミクス)
 
・レジン(合成樹脂)
 
・インプラント
 
・CT(コンピュータトモグラフ)
 
・マイクロスコープ
 
・CAD/CAM
 
・ピエゾ
 
・PRP作成
 
などがあげられ、ソフトウエアでは
 
・カリオロジー
 
・ペリオロジ―
 
・咬合
 
などが大きく関与していることを解説いただきました
 
インプラントの歴史から現在のインプラントの評価
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インプラントの歴史は骨膜下インプラント、ブレードインプラントに始まり、インプラントは東京歯科大学では当時の状況から手を染めてはいけない否定的な事案であった。
 
その後、アルミナセラミクスが登場してきたがソフトウエアの充実が伴わず現在のチタンが主流なルートフォームタイプのインプラントになってきたことをお話されました。
 
また小宮山先生はご自身は特定のインプラントメーカーの宣伝マンではないこと、インプラント療法がベストなものだとは思っておらず1つの選択肢の一つとしてインプラント療法があること、ソフトウエアが非常に大切であることをお話いただきました。
 
インプラント治療は、
 
・患者様にとってはQOLを改善させ、
 
・歯医者にとっては咀嚼機能の回復や、審美治療などに非常に有効な治療法であり、
 
・研究者にとっては壮大なテーマで、
 
・インプラント材料を扱う業者にとっては
 
大きな利潤を生むものであることをお話いただきました。
 
またインプラント治療は長く安定した治療法となってきていて患者様の寿命や歯医者自身の寿命も考慮しなければならないこと、インプラントには多くの治療費がかかり、現在ではマネーゲームに飲まれトラブルが顕在化して増加していくであろうこともおはなしいただきました。
 
最近のインプラント治療の問題点
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続いて最近のトレンドとなっているインプラント治療の方法についての問題点を挙げ、注意喚起が必要であることをお話いただきました。
 
ガイデッドサージュリーはインプラント体を顎の骨に埋入するときのドリルのガイドをあらかじめ製作してインプラント体をより正確により安全に埋入するための方法ですが、
 
・ガイドの変位やガイド自体の誤差に注意が必要で、
 
・ガイドによりドリルの冷却の不足に注意が必要、
 
・実際の骨質の把握を十分しなければならないこと、
 
フラップレスサージュリーについては粘膜を剥離しないために
 
インプラント体の埋入する深さが浅くなりがちで予定外の深さの変更は事故につながり、
 
・軟組織の巻き込みに注意が必要であること、
 
・CAD/CAMのフレームワークについては精度に対する信頼について、
 
・テーパー型フィックスチャーは初期固定性が高いが対象は生体であるため配慮が必要であること、
 
・骨への侵襲を最小限に抑えるためにはドリリング時に熱を生じさせないことが大切であること
 
などを解説していただきました。
 
私も抜歯即時埋入、抜歯即時負荷などにはCTを利用しての十分な術前の診査から骨の状態の把握が必要であると思います。
 
一見、粘膜の剥離をしないため、抜歯窩の治癒促進を利用できるなどのため安易な選択は慎むべきであり、高度な技術が必要で大きな事故につながる危険性も多くなると感じています。
 
口腔内は必ず変化していくことを忘れずに再治療を行なう可能性を常に念頭において処置方針を立てて患者様に臨むことをお話いただきました。
 
インプラントによる歯科治療だけではなくすべての歯科治療に通じる大切なお言葉をいただきました。
 
常滑の歯科・矯正歯科 久野歯科医院です
 
了解の得られました患者様の治療の経過を報告します。
 
どのように治療がすすんでいくのか写真を提示して解説していきます。
 

常滑市小倉町在住t.y様治療経過報告 上下顎前突・叢生 抜歯症例 その5

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治療報告
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0.16×0.16レクトアンギュラーのゴールド色のステンレススチールワイヤーにサイズアップしてレベリングを続けています。
 
エラストメトッリクチェーンを使用して犬歯の後方へ移動(キャナインリトラクション)のステージに移りました。
 
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使用しているワイヤーは上下ともデンツプライシロナ社のレモンゴ-ルド0.16×0.16タイロニワイヤーFXを使用しました。
 
 
 

開院113年の歴史のある歯医者 常滑市の歯科、矯正歯科 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

歯牙酸蝕症ついて

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昔は酸を取り扱う職場に発生する職業性の疾病であるとされていました

最近では職場環境は整備され、職業性のものは減少しています

歯牙酸蝕症は原因により大きく2つに分けることができます

生活習慣、食習慣が起因しているもの

お口の中に食品として酸を取り込み、お口の中が極端な酸性の状態になりその状態が長い時間つづくと歯が溶けていきます。

たとえばレモンなど柑橘系のすっぱいものを常に摂っている。

炭酸飲料の多量の摂取やお口の中に長く含む。

歯の溶けるのを防止、進行を防ぐには生活習慣、食習慣の見直しが必要です

疾病など内なる事柄に起因しているもの

逆流性食道炎などで胃酸が食道を経由してお口のなかにまでのぼってくる

消化器内科などでの治療

摂食障害で多食と嘔吐を繰り返す

嘔吐物には胃酸が多く含まれ歯を溶かす作用となる

内なる事柄が起因する場合はその背景となっている原因をさぐり、治療を行なうことが大切です。溶けかかっている歯の処置だけでは問題の解決とはなりません

人の生活環境や人間関係は複雑で精神的にダメージが加わることも多くあると想像できます。

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しかし、なるべくはやくプロビジョナルレストレーション(仮歯)をおこなって審美性の回復をすることも大切だと思っています。ここでもなるべく歯を削ることなく治療をすすめることは一般的な歯科治療と同じです。

患者様との深い信頼関係をつくった上での問診も必要になってくると思います。

歯ならびでお悩みの方へ 
 
常滑の歯科・矯正歯科 久野歯科医院です
 
了解の得られました患者様の治療の経過を報告します
 
どのように治療がすすんでいくのか写真を提示して解説していきます
 

知多市南粕谷在住I.A様 女性 非抜歯症例  治療報告 その5 

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治療経過
 
上下顎に断面の4角の0.16×0.16インチのニッケルチタンのレクタンワイヤーから0.16×0.16インチのステンレス・スチールのレクタンワイヤーにステップアップしました。
 
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ひきつづき、レベリングをつづけながら、下顎右側犬歯と中切歯の間に側切歯の入るスペースを作るようにオープンコイルスプリングを新しく、縮めて入れてあります
 
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愛知県常滑市の矯正歯科専門 久野歯科医院の院長です。
 
皆様のお役に立つ歯科治療に関する内容を歯科医が分かりやすく解説いたします。
歯科医院へと治療へ行った際、「治療前にそこまでちゃんと検査する必要ってあるの?」と思われる患者様も多いかもしれませんが、実は歯科治療前の検査は非常に大切で十分に行う必要があります。

 
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何故しっかりと、そして適切に検査を行う必要があるのかの理由について、詳しくお伝えします。こちらの記事を読み「実際の歯科治療/矯正治療だけでなく、その前の検査も大切なのだな…」と感じていただければ幸いです。

■記事の再執筆日:2021年12月3日(金)12:00

 

歯科治療の前の検査は何故行う?

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久野歯科医院では初診で患者様がご来院されると通常、まず歯で患者様の困っていること(主訴)をお伺いし、レントゲン検査など必要な検査の後、応急的な処置をいたします。ある程度痛みや腫れなどがなくなったら、改めてしっかりとお口全体の検査を再度行います。

これは矯正歯科治療を行う際も同様です。まず矯正治療前に虫歯や歯周病等を治しておく必要があります。
 
しっかりと検査を行い、現在の患者様のお口の中の情報を得て、お口の中の状態を知ることは”確かな診断とお口全体のバランスを考えた歯科治療に重要"です。また患者様の気づかない疾患の早期発見、全体的な医療費の抑制にも繋がります。

 
 

歯科医院における主な検査の種類と目的

 
レントゲン撮影による口腔内検査
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歯と歯の間の細かなむし歯や歯周病、歯を支えている骨(歯槽骨)の状態そして、かみ合わせの状態、親知らずの位置、方向などをチェックします。
特に矯正歯科治療をこれから行う際は現在の骨の状態やかみ合わせについて、充分に把握しておくことが大切となります。


 
 
歯茎の検査(歯周病の基本的検査)
歯周組織の健康度や炎症の程度などを把握することができます。目盛りの付いた専用の道具(プローブ)にて、歯周ポケットの深さを1歯ごとに計ります。
主に以下の検査により、詳しく歯や歯茎等の状態を知ることができます。
 
・歯周ポケットの深さを検査
 
・動揺度(歯の揺れ)についての検査
 
・歯ぐきからの出血に関する検査
 
・歯垢の付着面をチェック(口腔清掃状態)


 
口腔内模型の採得、製作
型取りを行った後、模型を作り、かみ合わせと歯ならびの状態を詳しくチェックします。
歯の裏側やお口の中の見えない部分/状態を観察することができるので、非常に有効です。

 
口腔内写真の撮影
歯を噛んだ状態にて正面・左右側面を撮影。お口を開けた状態で、上顎と下顎の5枚の口腔内写真を撮影します。
それに加え、正貌・側貌・斜位の写真を追加する場合もあります。

 
歯科治療/矯正歯科治療開始の状態を記録しておくことで、その後の歯科治療効果の評価を行うことができます。患者様ご本人へご自身のお口の中の状態をお見せし、ブラッシングなどのセルフケアのモチベーションにも使用します。
 
模型と組み合わせ、診療時間以外に今後の歯科治療の処置方針を立てる助けにもなります。

 
歯科治療前の検査はとても大切な工程
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実は口腔内検査を行ってみないと、見つけることのできない歯周病やむし歯の部位があります。歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどありません。また、隣り合っている歯と歯のむし歯を自分で見ていても分かりません。
 
しかし、それらについて患者様が分かる頃にはむし歯が重症化している場合が多くあります。詰め物や被せ物と、歯との境目にむし歯が発生した場合、詰め物が取れてからの治療ではむし歯がすでに重症化しているケースもあります。

 
歯の根にヒビが入っていたり、割れてしまった場合、腫れてからでは歯を抜く可能性が高くなります。神経(歯髄)を取り、歯科治療を行った歯は根の先に異常があっても自覚することができません。
 
そのため、前もって適切な検査を充分に行うことで確実な歯科治療を受けることができます。
 
今回の記事との関連記事:歯科定期健診https://www.kuno-dental-ortho.com/checkup/index.html

 

常滑で矯正歯科治療・歯科治療なら、ご相談下さい 

久野歯科医院では、むし歯や歯周病治療から本格的な矯正治療まで対応しています。常滑はもちろん、遠方地域からもお陰様で多くの患者様にお越しいただいております。その要因の一つとして当院では歯科治療前の適切な検査をしっかりと行っていることが挙がると考えます。

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今回の記事でご紹介をしたように、適切な口腔内検査ができていなければ、その後の歯科治療も適切に行うことができないのです。
現状の歯や歯茎・骨の状態を把握した上で、それぞれの患者様のお口にあった矯正歯科治療を行うからこそ、高い治療効果が期待できます。

ご自身の歯を美しくそして快適に治療されたい方はお気軽にご相談いただければと思います。
 

【本記事の執筆者】 常滑の矯正歯科専門 久野歯科医院 院長 久野昌士
 
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≪院長の略歴≫
昭和57年:東京歯科大学を卒業する。
昭和57年~61年:東京歯科大学補綴第二講座に在籍
昭和62年~平成1年:愛知学院歯学部口腔外科第二講座研究生
 
・名古屋YDCAスタディグループ
コンプリートデンチャー研究会に在籍をしながら、
名古屋顎矯正研究会に参加し、現在に至る。

 
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常滑にて長年 矯正治療を専門に行っております久野歯科医院 院長です。
本日もホームページ掲載の了解を得られました「患者様の治療経過について」ご紹介したいと思います。
 
治療を進める際、どのように治療が進んでいくのか?に関し、症例写真も提示して詳しく解説していきます。

■記事の再執筆日:2021年9月16日(木)13:30

 

知多市在住のK.M様(19歳女性)矯正歯科 抜歯症例:4

 
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↑こちらは治療中の症例写真です。

 
 
矯正治療の経過について
上顎の断面に関しまして、今までは「4角0.16×0.16インチのニッケルチタンのレクタンワイヤー」を使用していました。
そして今回の治療から「0.16×0.16インチのステンレス・スチールのレクタンワイヤー」へとステップアップをしました。

 
上顎両側の中切歯と犬歯の間にオープンコイルという、バネ状の矯正装置を縮めて装着します。縮めたオープンコイルが元に戻る力を利用して、両側の側切歯のスペースを作っていきます。
下顎については引き続き、0.16×0.16インチのニッケルチタンワイヤーでレベリングを続けてまいります。

 
今後も定期的に患者様の口腔内の状況を確認し、その段階にマッチする矯正装置の使用及び矯正治療を進めていきます。矯正歯科治療前の写真と治療中の写真とを比べることで、どう変化/改善をしていっているか?が明確に分かります。

目に見える変化を感じることで、長期的な治療となる矯正歯科治療に関するモチベーションを保ち、最終的な望む歯並びを得ることができます。

 
 

常滑で矯正歯科治療を検討するなら、是非ご相談下さいませ 

長期的に治療を行ってこそ、適切な結果を得ることができるのが矯正治療です。中には様々な要因で、途中で治療をストップしてしまう患者様もいらっしゃいます。しかし、せっかく時間とお金をかけて行った治療成果を得ることができないのは決して良いことではありません。
 

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当院では無理なく、長期的・最後まで患者様が矯正治療を行っていけるためのサポートやアドバイスも行っております。「あの時、やめずに治療を続けて良かった!」といったお喜びの声を多数いただいております。これからも患者様としっかりと話し合いを行いながら、良い矯正歯科治療を行っていきたいと考えます。

矯正歯科治療に関するご相談、いつでも歓迎しています。お気軽にご連絡ください。

 

【本記事の執筆者について】
常滑の矯正歯科専門 久野歯科医院 院長 久野昌士
 
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≪院長の略歴≫
昭和57年:東京歯科大学を卒業する。
昭和57年~61年:東京歯科大学補綴第二講座に在籍
昭和62年~平成1年:愛知学院歯学部口腔外科第二講座研究生
 
・名古屋YDCAスタディグループ
コンプリートデンチャー研究会に在籍をしながら、
名古屋顎矯正研究会に参加し、現在に至る。
 
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