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【矯正歯科治療の知識】一般的な矯正歯科治療とT4Kトレーナー.マイオブレイスについての当院の現時点での見解について

常滑の歯科、矯正歯科 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

今までの矯正歯科治療とT4Kリテーナー・マイオブレイスについての当院の現在の見解について

子供の笑顔1.jpg
1期治療と2期治療について
 
一般的な矯正歯科治療は小児の混合歯列期の矯正歯科治療を1期治療、乳歯から永久歯への交換が終わり、永久歯列の矯正歯科治療を2期治療としておこなわれます。
 
混合歯列期の治療対象は骨格、習癖、機能が中心になり、個々の歯並びの治療は2期治療の永久歯にすべての歯が交換してからになる場合が多いと思います。
 
1期治療は混合歯列期に治療を開始することで、将来の2期治療の準備の性格を持つ一面もあると思います。
 
1期治療を行うことで将来抜歯を行う確率を下げ、抜歯を避けることができ、本格矯正に費やす治療期間を短縮することができる可能性がたかくなります。
 
不正咬合の程度が軽度で、矯正歯科治療の効果があがり患者様の主訴の改善ができれば、1期治療の終了時点で再度診断を行ない、ご家族と話し合いをして、動的治療を終了する場合もございます
 
T4Kトレーナー・マイオブレイスについて
 
T4Kトレーナー・マイオブレイスはブレースを装着しない、歯は抜かない、リテーナーを必要としないで、よりよい顔となるように意図された既製の顎機能矯正装置ですが、適応症があり、すべての患者様がT4Kトレーナー・マイオブレイスの使用のみで矯正歯科治療が完結できる魔法の装置ではありません。
 
さらに取り外しができるため装着の意思は患者様である子供の意思に左右されます。
 
お母様を中心としたご家族の協力も必要で非常に大切な事柄です。
 
T4Kトレーナー・マイオブレイスは既成の機能的矯正装置で従来からの患者様のそれぞれのお口にあったオーダーメイドのアクチバートル(FKO)、バイオネーター、フランケル、タングガード、リップバンパーなどの機能的矯正装置の仲間です。
 
小児矯正でよく使用される拡大ネジや補助弾線が組み込まれた床矯正装置は取り外しのできる器械的矯正装置です
 
当院ではT4Kトレーナー・マイオブレイスも1期治療に使用される顎機能矯正装置の1つであるという位置づけをした方がよいと考えています。
 
T4K.JPG
 
従来の1期治療に使用されている他のオーダーメイドの顎機能用装置もブレースは装着しませんし、永久歯はこの時期に抜歯はいたしません。
 
骨格、機能、習癖を改善するため顔つきも改善される可能性もございます。
 
装置に使用される合成樹脂も進歩、改善されてきています。
 
T4Kトレーナー・マイオブレイスは適度な弾性を持ち誰にでも比較的適合して混合歯列期の骨格、機能、習癖を対象とした治療にはとても適した装置だと考えています。
 
固定式のBWS(ベンドワイヤーシステム)を併用して、この時期にしかできない顎の位置の治療や軽度の叢生の治療、低位舌の改善が同時にできる優れた装置には間違いありません。
 
くわえて機能訓練をしっかりとしなければ矯正治療の効果も半減してしまいます。
 
また機能訓練はT4Kトレーナー・マイオブレイスでの治療だけで使用するものではなく悪習癖をなくし、後戻りを防止するためには矯正治療で非常に大切な治療の手段です。
 
混合歯列期の矯正治療におきましても、しっかりとした診断をもとにT4Kトレーナー・マイオブレイスが適応できるか、また永久歯列に交換後の2期治療の可能性も念頭において判断することが大切であると考えています。
 
とはいえT4Kトレーナー・マイオブレイスは従来からの不正咬合と言う結果へのアプローチするのではなく、不正咬合の大きな原因である機能や習癖へのアプローチをするという考え方は素晴らしいと思います。
 
またタングアップの訓練ができて形態と機能を同時に改善することができる優秀な装置です。
 
私たち歯医者はひとつの方法に固執することなく、しっかりとした診断のもとに患者様にあった治療法を選択しなければならないとかんがえています。
 

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