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【知識向上/研修会参加】トレーナー・マイオブレイスによる筋機能矯正法を学ぶ

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皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

東京、品川でT4Kトレーナー・マイオブレイスの講演会に出席しました

 
講師:富田陽一先生
 
題目:トレーナー・マイオブレイスによる筋機能矯正法
 
講演会に参加するときの心構え
 
講演会や研究会に出席参加するときは新しい情報の獲得や知識の吸収であったり、毎日の診療の中で自分の疑問に思っている事柄の解決の参考にしたりと問題意識をもって参加しています。
 
会場は前回と同様に品川シーズンテラスカンファレンスで定員は50名でしたが座席には少し余裕が感じられました。
 
T4Kトレーナー・マイオブレイスの講師の先生は個性的な先生が多い印象ですが、前回のマイオブレイスの講演者の小田先生と同様に矯正の専門医のマイオブレイスに対するスタンスはどのようなものか興味を持って参加しました。
 
Dr.Mewの言葉を引用すれば「多くの矯正医が、誤った軟組織の活動は不正咬合の原因になることを信じる一方で、筋肉の挙動パターンを再訓練することによって治療が可能と考えるものはほとんどいない」からです。
 
 
セミナー資料6.jpg
 
顎の整形装置の種類とトレーナー・マイオブレイス
 
形態が先か、機能が先かが今日の大きなテーマであると富田先生のご講演がはじまりました
 
顎の形は変えられるのか、どのようにして顎の形を変えていくのか?
 
矯正歯科治療で顎の形を変える治療のことを整形的治療といいます。
 
顎の形を変える装置には顎外牽引装置のヘッドギア、フェイシャルマスク、急速拡大装置などの機械的な装置とアクチベーター、バイオネーター、フレンケルの装置などの機能的装置に分けてそれぞれについて説明があり、トレーナーマイオブレイスシステムも機能的矯正装置の中のひとつであることの紹介がありました。
 
T4K.JPG
 
 
 
 
不正咬合の病因論について
 
富田先生の矯正歯科治療の基本としていることとして、高名な先生の不正咬合の病因論を紹介し、不正咬合の多くは環境的な要因と遺伝的な要因の相互の作用の結果生じるもので、形態の不正を誘発する要因の多くは軟組織にあることを解説していただきました
 
 
 
筋機能矯正による診断について
 
さらに口呼吸の問題として口呼吸のはじまり、口呼吸の顔と喉の関連、口呼吸は筋肉の活動性を低下させる、口呼吸のときの舌の位置、口呼吸のときの口唇の状態について説明していただきました。
 
次に舌と口唇の問題として舌の位置はどうか、口唇・舌の動き、顔や口の周りの筋肉の活性の程度、発音の評価などについて説明していただきました。
 
とくに舌の位置で変わる不正咬合については舌の位置で5つに不正咬合が分けられ詳しい説明がありました。
 
舌の位置と不正咬合の関係は不正咬合の形態から舌の位置を推測することも可能であると思います。
 
つづいて筋機能障害と上下顎の関係について設問を交えながらとても詳しく解説していただきました。
 
 
 
トレーナーマイオブレイスの治療法について
 
口呼吸や間違った飲み込み(不正な嚥下)、舌癖、その他のお口の悪習癖は不正咬合、顔面の発育の妨げ、後戻りの原因になります。
 
トレーナーマイオブレイスはそのような筋機能障害を治療する装置です。
 
トレーナーマイオブレイスで治療する筋機能障害は
 
口呼吸の改善
 
2 舌、唇のポスチャー 低位舌
 
3 嚥下異常
 
の3つが主体となります。
 
実際の治療に関しての講演では症例を治療経過を数ヶ月単位で追い、その時点での処置内容についても詳しく説明がありました。
 
 
 
治療の成否を左右する親子関係
親子1.jpg
 
とくに富田先生が強調されていたのは本人の意思とともに母親の治療に対する心構え、親子関係の大切さでした。
 
毎日長い時間、子供たちの世話をして生活を共にしているお母様の役割りはトレーナー・マイオブレイスを使用する小児の矯正歯科治療にも、とても重要です。
 
親子関係が良好なことが第1で、労力を惜しまず、理解力があり、治療している子供をはげますことが大切です。
 
数年前にT4Kトレーナーの講演で福岡雅先生も本人への励ましを強調していたのを思い出しました。
 
富田先生の治療例の紹介の中でB.W.S(ベントワイヤーシステム)の使用法と使用時期について
 
マイオブレイスの機能訓練であるアクティビティの仕方
 
トレーナー・マイオブレイスの使用方法なども解説していただきました。
 
今回の講演で機能の異常が歯列の不正をもたらすこと。機能の改善と治療がいかに大切であるか再確認ができました
 
 
 

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