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常滑・知多市の歯科、矯正歯科  久野歯科医院です

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正中離開の治療・その3

コンポジットレジンでの接着技法による歯の隙間の閉鎖、治療を報告します

治療開始前の患者様の概要

レジン修復術前.JPG

患者様は22歳女性上顎中切歯の間が気になっていて何とか治せないか、矯正歯科治療の相談で来院されました。

むし歯、歯周病の基本検査を行いました。

口腔内写真、レントゲン写真の撮影、研究用模型の型どりをして診断に必要な資料の採取を行います。

レントゲン写真では埋伏歯の正中過剰歯の有無も確認します

過剰歯はなく、むし歯も確認できませんでした

歯周病の疑いはなく、健康な歯肉をしています。

診断の結果、骨格的には問題なく歯のみの問題で犬歯関係、臼歯関係ともClass1の緊密な咬合をしておりました。

条件からの治療法の選択

矯正歯科治療でこの隙間を閉じようとすると緊密な咬合が災いして本格矯正に近い装置を装着し治療を行なわなければなりません。

マウスピース型の矯正装置のアライナーによる治療でも同じことが考えられました。

患者様のお口の中の環境や状態を考慮して治療法の検討の結果、わずかな歯と歯の隙間を閉じるのに規模の大きな矯正装置を使用することや治療期間のことも考えて矯正歯科治療は行わず、接着技法を使って歯の色に近いプラスティック(レジン)で形を整えて治療することにしました。

歯科における接着の技術の進歩は目覚ましく、レジンというプラスティックと歯は非常に強く接着します。

可視光線(光)をあてて硬く固めるので操作時間が自由にできて、流れの良いものから粘りのあるものまで用途に合った使い方ができます。

接着技法が進歩したことにより必要以上に大きく予防的に拡大処置をする必要がなくなり歯を削る量がとても少なくなりました。

治療の開始と経過

上顎左右両方の中切歯の真ん中の部分になだらかに移行的に流動性の中ぐらいのレジンで隙間を埋めていきます。

両側の中切歯のバランスを崩さないように歯と歯ぐきの間にステップをつくらないようにうめていきます。

中切歯と中切歯の間の接触面もなるべく広くとります。

そうすることで歯と歯の間の歯間乳頭が歯と歯ぐきの隙間を埋めてくれます。

咬み合わせが緊密であるので咬み合わせの調整、チェックも十分行います。

治療後

レジン修復術後.JPG

コンポジットレジンで隙間を目立たないように修復することができました。

この方法は治療期間も短く歯を削ることもなく行えるのですが治した部位のレジンの脱落とレジン部に変色が心配されるので耐久性の面では多少の課題があります。

 

 

 

 

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歯周病の予防の基本はお口に中を清潔に保つことが大切です

歯周病の直接的な原因はバイオフィルム(歯垢)です。

バイオフィルムとは細菌が集まってできたヌルヌル、ネバネバの塊で、唾液のカルシウム分と結合したものが歯石です。

バイオフィルムは舌の舌苔、咽頭粘膜にも付着しています。

バイオフィルムは消毒薬や抗菌薬などのお薬が効きにくいため、歯ブラシなどで機械的にはがさないと取り除くことができません。

歯周病の予防の基本はオーラルセルフケアによる歯垢の除去とかかりつけ歯下院での定期的な検査と歯垢、歯石の除去などのオーラルプロフェッショナルケアです。

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オーラルセルフケアは3ステップで行います

ステップ1 歯磨き

歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を当て小刻みに動かします。

磨きにくいところや歯ならびの悪いところは小さなワンタフトブラシを使用します。

細菌は唾液の分泌に減る就寝中に増えるので寝る前の歯磨きを丁寧に行いましょう。

ステップ2 歯間部の清掃

歯と歯の間はや歯間ブラシを使用して清掃します。隙間の狭いところではデンタルフロス、隙間の広いところでは歯間ブラシ、デンタルテープが適しています。

ステップ3 洗口 (ブクブクうがい)

10~20ccの洗口液(マウスウオッシュ)をお口に含んでお口の隅々までいきわたらせるように30秒間ブクブクとすすぎます。

細菌は唾液の分泌の減る就寝中に増えるので寝る前のマウスウオッシュは効果的です

 

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かかりつけの歯科医院で定期的にオーラルプロフェッショナルケアを受けましょう

かかりつけの歯科医院で定期的にお口の検査を受け、オーラルセルフケアでは足らない部分を補います。

歯科医院で行うオーラルプロフェッショナルケアは専用の器械で歯石や着色した沈着物を取り除いた後、フッ化物の添加されたペーストで歯面を滑らかにして、バイオフィルムを徹底的に取り除きバイオフィルムを歯面につきにくくしたりします。

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セルフケアとプロフェッショナルケアは車の両輪にたとえることができます

毎日のセルフケアは歯磨き、歯間部の清掃、洗口を行い、よく咬む習慣を口腔機能の維持を図ります。

タバコは吸わないことも大切です。

歯科医院でのプロフェッショナルケアでは歯周病の基本検査をはじめとする検査を行い、定期的にお口に中をチェックします。

その後に、歯石の除去とPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ツースクリーニング)を行います。

セルフケアができているかをチェックしてお口の中の説明や今後のセルフケアで気を付けることなどをお話しします。

プロフェッショナルケアで歯周病になりにくい環境を整えて、毎日のセルフケアでお口の中の健康を維持していくことが大切です。

どちらが欠けてもうまくいきません

 

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名古屋顎矯正研究会の定例会に出席しました

名古屋顎矯正研究会について

名古屋顎矯正研究会は今より30年ほど前から本格矯正について学びたい愛知県近辺の歯科医を対象に発足されました。

本会に参加している歯科医師には臨床経験豊富な一般開業医、補綴(入れ歯、被せ物)の認定医、接着・審美技法の認定医、小児歯科の認定医、指導医などがおり、矯正歯科の歯科医の先生以外も参加されています。

講師には東京歯科大学を卒業後の矯正科の大学院研究科を経て現在も東京歯科大学の非常勤講師をされており、認定医、指導医でご自身も東京歯科大学千葉校舎の近くにオフィスを構えていらっしゃるK先生をお招きしております

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研究会の活動内容は

当初は頭部X線規格写真のトレース、セファロ分析による診断とタイポドントという不正咬合の再現されたワックスでできた歯ぐきに金属製のブラケットの付いた歯が植立してある模型の付いた咬合器という器械にワイヤーを屈曲しての実習に多くの時間を使っていました。

加えてK先生の実際、診療されている患者様を題材に講義が行われていました。

次第に自分たちのクリニックの症例をもとにお互いが話し合うようになり、K先生のコメントをいただきながら、現在に研究会のスタイルが出来上がってきました。

いつものように持ち回りで会員のケースプレゼンテーションに始まり、それに対する会員からの質問、K先生からの講評があります。

さらにK先生のレクチャーと続きます。

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今回のレクチャーは

今回のK先生のレクチャーは先生の豊富な患者様の症例から「成人女性の開咬を伴う上顎前突と長期に及ぶ経過観察」、「成長発育期の女子からの下顎前突の治療とその後の長期フォローアップについて」の2症例について共に口腔筋機能療法(MFT)の必要性を交えながらのものでした。

歯科全般と同じように矯正歯科治療は矯正歯科治療によって得られた歯ならびや咬み合わせをその時点でもっとも適正な状態に維持安定させるために保定、定期健診、経過観察と長く患者様にお付き合いをしていただくことになります。

K先生のお示しいただいた長期のフォローアップ症例は動的治療後に起こりうる数々の事柄を私たちに教えてくれました。

その後は会員の現在の矯正歯科治療に対する悩みなどにも答えていただきました。

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「継続は力なり」という言葉

「継続は力なり」と申します。

私の恩師の一人である東京歯科大学名誉教授の腰原好先生の研究室院への贈る言葉でありました。

腰原先生には私が学生の時の運動部の部長も長くしていただいて、当時の現役部員にも「継続は力なり」のお言葉をかけていただきました。

長く歯科治療に携わる事の大切さ、難しさをあらためて認識する今回の研究会への参加でした。

 

 

 

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正中離開の治療・その2

歯周病治療と床型矯正装置を使用して歯の隙間の閉鎖、治療を報告します

歯周病を伴った部分矯正歯科治療の例

治療開始前

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患者様は67歳女性です

長年の歯周病により下顎の前歯が上の前歯を突き上げるようにあたり、その結果前歯の隙間が目立ってきました。

歯周病の治療を先に行い、その反応を見ながら部分矯正治療を計画します。

歯周病の基本検査で真性の歯周ポケットの存在を確認しました。

歯周ポケットの深さを測り、歯がどの方向に動くかを確認し(動揺度)、歯周ポケットからの出血、出血程度を検査しました。

歯と歯ぐきの間には歯垢(プラーク)が付着し、左上の中切歯からは出血と排膿がみられます。

歯と歯ぐきの間は帯状に赤くなっていて歯間乳頭も腫れています。

さらに下顎の前歯は歯垢(プラーク)が多量に付着し、腫れと出血がひどくグラグラと動揺する部位もありました。

治療の開始と経過

口腔内の写真撮影を行い、現在の歯ぐきの状態を説明して、このまま放置すれば近い将来歯を抜くことになるであろうことを説明し、モチベーションを行いました。

歯科医院での歯周ポケットの中のプラークコントロールと歯周ポケットの中の洗浄を繰り返し、プロフェッショナルケアを継続的に行いました。

その結果、比較的良好な歯肉の反応が認められました。

長年の習慣、年齢、現在の口腔清掃状態などを考慮に入れて、いつでも矯正歯科治療を中断し歯周病治療に重点が置けるようにブラケットとワイヤーによる固定式の治療用装置は使用せず、前歯の部分矯正には取り外しのできる床矯正装置の一つで、主に保定に使用される「ホーレーリテーナー」を使用しました。

治療後

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歯周基本治療が功を奏し、上下前歯部の歯肉の赤み、腫れはひきました。歯周組織が改善され良好な状態で歯と歯の隙間を閉じることができました

この状態を長くたも保つためには毎日のホームセルフケアと定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアが必要です

歯周病はケアを怠ると元の状態になりやすく歯周組織が弱り、歯が病的に移動して隙間が再びできてしまいます

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むし歯を放置すると・・・

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歯を失う大きな原因はむし歯と歯周病です

むし歯は、むし歯菌が歯を溶かした結果、大きな欠損を生じさせます。

神経(歯髄)にまでむし歯が進行すれば神経をとって、歯の根の治療をしなければなりません。

歯の根の治療が完了したとしても歯の根の治療が完了した歯はみずみずしさを失い、枯れ枝のように硬く、もろい歯になってしまいます。

歯科にも再生療法が可能な時代になってきましたが・・・

人体に存在するいわゆる硬組織といわれるものは歯と骨です。

骨は再生が可能です

歯を支えている歯周組織の一つである歯槽骨も再生医療の進歩により環境・条件が整えば薬剤を利用して手術を行えば再生することが可能となってきました。

基礎的な研究、ツースバンク、歯髄細胞の保存などの研究は進んでおりますが、現在のところ歯は決して元通りに再生することはないのです。

むし歯を経験すれば、そのむし歯を治しても、むし歯の傷跡が残ることになります。

むし歯を放置したり治療を途中でやめると・・・

常滑・知多市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院には痛みの無い歯科治療を望まれて来院される患者様が多くいらっしゃいます。

その中でも多くの患者様は現在痛みを抱えています。

多くの方のお口の中を拝見いたしますと、ほとんどの歯にむし歯の経験のある歯を持たれています。

中には痛みが止まれば、治療の途中で中断される方もいらっしゃいます。

歯周病で何度も歯ぐきの炎症を繰り返したり、むし歯が原因で歯の根から炎症が拡がってもそのまま放置しておきますと怖い病気で命にかかわる場合もあります。

命にかかわる怖い髄膜炎

お口や顔の炎症を放置して起きる病気に「髄膜炎」があります

髄膜炎とは細菌やウイルスが脳に入り込んで脳を包んでいる髄膜に感染して起こる病気です。

髄膜炎の中で細菌によって起こるものを「細菌性髄膜炎」といっています。

むし歯や歯周病、副鼻腔炎などのお口や顔の炎症をほおっておいたために細菌が血液の流れに乗って脳に入り込み髄膜炎を起こすこともあります。

髄膜炎になると激しい頭痛や発熱、嘔吐、意識の混濁が見られます。

細菌性髄膜炎は経過が急激で治療しない場合には50~90%の死亡率で予後が悪く、治療しても10%は死亡する命にかかわる病気です。

治療するためには細菌を殺すために抗菌薬(抗生剤)を使用しますが脳には異物を通さない働きがあり、薬も脳に届くのはわずかとなるため大量に長い時間、薬を使用しなければなりません。

入院治療は1か月に及ぶこともあり、原因となった歯はもちろん抜いてしまいます。

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途中で治療をやめてしまった患者様、むし歯を放置されている方へ

現在歯科の治療では衝撃や圧迫感はあるものの炎症がとても強い場合や腫れがひどい場合など特別な事態を除けば、ほとんど痛みを感ぜずに治療できます。

痛ければ大人も子供も我慢できません。

一時的な痛みを止めるために歯科医院を利用するのではなくしっかり治療を続けて、治療することで命にかかわる大病から逃れることもできるのです。

 

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正中離開の治療・その1

正中離開とは

歯と歯の間に隙間のある「すきっ歯」空隙歯列の中で特に上顎の中切歯の間に隙間のある状態を正中離開といいます

正中離開の原因は数多くあります

治療するにはその原因を見極めて原因を取り除くことが大切です

原因を取り除いた後に空隙(隙間)を閉じる治療を開始します

歯周病が原因の場合

歯周病で歯が動いて隙間ができている場合には歯肉の炎症を抑え、炎症を軽減させることで歯と歯の隙間を閉じることが可能です。

治療例

治療開始前

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患者様は45歳女性です

上下の前歯の部分、歯と歯の間の歯肉の部分の歯間乳頭部が歯肉炎のため赤く腫れています

一般的な歯周ポケット、出血、歯の動き(動揺度)の基本検査を行いました。

写真撮影をして現在のお口の中の状況を、鏡を使って説明して歯ぐきが赤く腫れていること、歯肉炎の原因は歯垢(プラーク)でブラッシングで改善することなどを説明してモチベーションを行いました。

患者様には正しいブラッシングの方法を学んでいただきセルフケアを実践してもらいました。

診療室では仮性ポケット内のプラークコントロール、スケーリング、ツースクリーニングなどのプロフェッショナルケアを行います。

治療後

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初診より2か月、週に1度の来院8回ほどで歯と歯の隙間はなくなりました。

歯周病の基本治療のみで正中離開は改善されました。

歯周病の基本治療の効果は確実に表れていて、歯間乳頭の赤みと腫れは消退傾向ですが、下顎前歯のプラークコントロールが不十分で全体の歯垢(プラーク)の付着状態などに改善の余地がまだまだあります。

ケアを怠ると元の状態に戻ってしまいます。

ケアを続けることが大切です。

歯周病の基本治療を継続して行っていきます

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空隙歯列(すきっ歯)について

空隙歯列とは

空隙歯列とは歯と歯の間に隙間の空いていることを言い、上顎の正中離開に代表される不正咬合のひとつです。

「すきっ歯」と呼ばれ「出っ歯」とおなじくらいの罹患率があります

「すきっ歯」はヨーロッパのフランスでは福を呼び込むといわれ、オーストラリアでは裕福な象徴、アメリカではセクシーであるといわれてよい歯ならびと言われていることもあるようです。

なるほど、多くのファッション界のスーパーモデルでは中切歯をすかせています

スーパーモデルのように身長が高く、スタイルの良い容姿を持っている人の特別な意識かもしれません。

中切歯がすいていることは日本のティーンの「八重歯」がかわいいといわれているのに通じるところがあるのかもしれません。

しかし中国では「八重歯」のことを鬼の歯とかトラの牙といわれていて、それと同じように「すきっ歯」は福が逃げるといわれ八重歯と同様に悪い歯ならびと言われているようです。

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大切なのは原因の発見と除去

「すきっ歯」の原因の発見とその原因を取り除くことが重要です。

歯のサイズとあごの大きさのアンバランスや歯が小さい矮小歯、生まれつき歯の数が少ない場合、生えてくるはずの歯が埋まってしまっている、お口の粘膜の異常などの原因が考えられます

むし歯や歯周病で歯周組織が弱ってきたり、奥歯を失って下の前歯が上の前歯を突き上げることによって隙間が生じさらにその隙間が大きくなっていく場合もございます。

その他、口呼吸や舌を前に出す癖などの悪習癖の除去が大切になってきます

悪習癖がありますと後戻りの大きな原因になります

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空隙歯列、すきっ歯の治療法

歯に隙間があると外観ばかりでなく息が漏れ、発音が不明瞭になる。

食べかすが残りやすいなどの障害を招きます。

隙間の大きさ、治療費用、治療時間、患者様のご希望などを考慮して、コンポジットレジン(歯科用のプラスティック)による接着技法、審美歯科のラミネートべニアの応用、矯正歯科治療などの治療方法を選択します。

矯正歯科治療では床型矯正装置からワイヤーとブラケットを使用しての部分矯正、アソアライナー(マウスピース矯正)が適用されます。

マウスピ-ス矯正(アソアライナー)は空隙の閉鎖に良く用いられますがかみ合わせの問題があると簡単にいかない場合も多く、確かな診断が必要になります。

 

 

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歯の痛みはとても不愉快で嫌なものです

歯が痛くなるのは、むし歯や歯周病だけではなく他にも原因のあることがあります

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歯にひび(亀裂)が入っている

歯が痛む原因は大部分がむし歯になっているか歯周病です。

その他に局所的な原因で歯が痛むのはひび(亀裂)が入っていて、ひびがエナメル質から象牙質に及び、感染が歯髄に到達すると歯髄炎を起こし痛みが発現します。

神経のある歯(生活歯)では珍しいことですが、痛いという症状があっても最初は、なかなか見つけにくいことが多く歯根にひびが進行すれば抜歯に可能性も出てきます。

神経のある歯は粘りがありみずみずしいのですが、何らかの強い衝撃が特定の歯に集中して歯にひびが入ると考えられます。

歯根の亀裂と破折の特徴

歯の根の亀裂、破折により痛みが生じる場合があります。

歯の根の処置が済んでおり、修復されている歯で、比較的鈍い痛みが持続的に続き、歯周病の検査に使用するプローブという道具が亀裂のある部分だけに深く入っていくのが特徴的です。

腫れて膿を持つことも少なくありません。

レントゲン診査で歯根が破折しているのが明らかな場合は周辺の骨も溶け出していて(骨吸収)、抜歯の可能性が非常に高くなります。

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強度の象牙質知覚過敏症

強度の象牙質知覚過敏症によっても持続的な歯の痛みが出ることがあります。

大きく歯ぐきが下がって歯の根の一部が露出していたり、歯ぐきに近い歯の部分が楔状になくなってしまったりすると、その部分に冷水、温水、甘味などの化学的刺激や外気温などが影響を及ぼし、痛みを発現させます。

刺激がなくなりしばらく安静にしていると収まっていきます。

知覚過敏による痛みを取り除くには刺激の遮断が有効ですが、楔状に欠損している場合は欠損部を修復することとともに異常な咬む力によるアブフラクションによって起こる場合も多くあるので慎重なかみ合わせの調整が必要になります。

 

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歯が痛む原因

歯が痛むのはむし歯によるものか、歯周病によるものか、どちらかが原因であることが大部分です。

歯自体が痛みを発しているか、歯の周りから痛みを発しているかどちらかの場合が多いです。

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むし歯が原因の痛みについて

むし歯の進行度と痛みの程度

う蝕症の第1度(C1)

むし歯がエナメル質内にとどまっている場合には痛みはありません

う蝕症の第2度(C2)

むし歯が象牙質内に進行するといろいろな刺激で一時的に痛みを感じるようになります。

冷たいものにしみる冷水痛やむし歯でできた穴(う窩)に物が詰まったり、挟まったりする刺激により痛みが発生します。

この時期を逃がさず歯科医院・歯医者に来院され、むし歯の治療をすれば、むし歯によるそれ以上の痛みを経験することはなく、いやな歯の痛みに悩まされることもなくなるでしょう。

う蝕症の第3度(C3) 歯髄炎

むし菌歯が象牙質から歯髄にまで侵入し急性炎症を引き起こすと激しい自発痛に襲われます。慢性炎症の形でむし歯が進行すれば熱いものにしみる温水痛や化学的な刺激の甘味痛などでも鈍く持続的な痛みが誘発されます。

痛み止めの効きも徐々に悪くなり効く時間も短くなっていきます

歯髄壊疽

炎症がさらに拡がって歯の根の部位にまで進行していくと自発痛は一時的になくなり、歯髄が壊疽の状態になります。

人によっては「歯の痛みが治った」と錯覚する人がいます

炎症が歯の中でとどまっていれば感染した歯髄を取り去れば痛みはほとんどなくなります。

根尖性歯周炎

一旦痛みがなくなっても適切な処置を受けず放置しておけば炎症が歯の根から歯周組織に拡がって歯ぐきが腫れて強い痛みが出てくる場合があります。

慢性的に経過すれば痛みの出ないこともありますが急性に転化すると激しい痛みと歯ぐきに腫れを生じます。

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歯周病が原因の痛みについて

歯周病が痛みに原因の場合は歯周ポケットからの細菌の感染で歯周組織に中等度以上の炎症のある場合が多く、歯ぐきは抵抗性をなくしてブヨブヨで自発痛のほかに咬むと痛かったりします(咬合痛)。

むし歯の痛みより鈍く持続的な痛みが特徴です。

慢性経過をたどっている歯周病で歯周ポケットから持続的に膿が出ているときは、さほど痛みはありませんが膿の出口が閉鎖されると急性炎症に転化して激しい痛みと歯肉に膿を持った腫れを生じさせます。

痛みの原因を見極めることが大切です

以前に行った歯の被せ物(修復物)が痛むときには、その痛みがむし歯からきているのか歯周病からきているのか、見極めが必要になることがあります。

歯周検査による歯周ポケットの深さ、歯周ポケットからの出血、排膿の有無、腫れの部位、レントゲン写真による診査、歯をたたいたり、動揺度をチェックして総合的に判断します

 

本当は歯が急に痛くなるということはなく、何かしらの理由でむし歯や歯周病を放置したため痛みが出現します。

気になるような違和感がありましたら、早め早めに歯科医院・歯医者への受診が歯の痛みの無い健康な日常生活を送る秘訣です

 

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大切な乳歯から永久歯への生え変わり

下顎第1大臼歯の生え変わりに始まり、第3大臼歯が生える過程には不正咬合を誘発する要素が含まれています。

乳歯から永久歯への生え変わる順序は、その時期を含めてとても大切なものとなっています

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望ましい歯の交換順序

望ましい乳歯から永久歯への交換順序は上顎で第一大臼歯→中切歯→側切歯→第1小臼歯→第2小臼歯→犬歯→第2大臼歯の順で、下顎では第1大臼歯→中切歯→側切歯→犬歯→第1小臼歯→第2小臼歯→第2大臼歯の順が望ましいとされています。

実際のところでは、上顎で第1大臼歯→中切歯→側切歯→第1小臼歯→第2小臼歯→犬歯→第2大臼歯の順と、第1大臼歯→中切歯→側切歯→第1小臼歯→第2小臼歯→第2大臼歯の順がほぼ半数で、下顎では第1大臼歯→中切歯→側切歯→犬歯→第1小臼歯→第2小臼歯→第2大臼歯の順と第1大臼歯→中切歯→側切歯→第1小臼歯→犬歯→第2小臼歯→第2大臼歯の順が全体の40%以上となっています。

同じ部位の上顎の歯と下顎の歯では普通、下顎の歯が上顎の歯より先に生え変わりますが臼歯(奥歯)では必ずしもそうではありません。

不正咬合との関連について

不正咬合との関連については上顎第1大臼歯が下顎第1大臼歯より先に、また第2大臼歯が下顎より上顎が先に生えてくる型では上顎前突になりやすい傾向があります。

また反対咬合の者では上顎の生え変わりに時期が下顎の生え変わりの時期より遅延することが多いという報告があります。

第2大臼歯の生えてくる時期も大切です。第2大臼歯が犬歯、第2小臼歯より早く生えてくると歯列弓の長さが短くなってしまいます。

第2乳臼歯をむし歯で失ってしまうと、第2大臼歯が生えてくる来るときに第1大臼歯を前方へ傾斜、移動させて第二小臼歯の生えてくる場所がなくなってしまいます。

その結果、第2小臼歯は舌側か頬側に転位して生えてきてしまいます。

小臼歯が生える余地が少なく、舌側に傾いて生えている歯列弓を鞍状歯列弓といいます。

頬杖などの態癖があると歯列弓に大きく影響する場合が多くみられます。

乳歯列をむし歯から守り、健全に保つことでスムーズで円滑な乳歯から永久歯への交換が行われて健全な永久歯列が完成します

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