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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 2019年11月アーカイブ

2019年11月アーカイブ

患者様にご負担の少ない歯科治療に努めています 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

歯周病の原因

 
歯周病とは歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(歯垢)のなかの歯周病菌という細菌により歯肉の発赤、腫れ、出血などが起きる病気です。
 
進行すると歯と歯肉の間に深い隙間(歯周ポケット)ができて、そのままにしておくと歯を支えている歯槽骨などの歯周組織が破壊されて結果的に歯を失う原因になります。
 
35歳以上で8割の人がかかっているとされる無視のできない国民病です。
 
歯周病は8020財団が2018年の行なった「第2回永久歯の抜歯原因調査」によると、抜歯の主原因で最も多かったのは歯周病で37.1%で歯を失う原因は歯周病がトップです。
 
くまさん.jpg
 
 
歯周病は静かに進行する
 
「健康な歯」とは引き締まった歯肉と歯槽骨などの歯周組織が歯をしっかりと支えています。
 
歯周病は痛みもなく静かに進行して歯を支える歯槽骨を溶かし歯肉が下がり歯がぐらついていきます。
 
 
歯周病は全身に悪影響を及ぼす
 
歯周病は歯の周りの病と、いいながら全身に悪影響を及ぼす病です。
 
歯周病が悪影響を及ぼす疾患の代表的なものには
 
・糖尿病
 
・心臓疾患
 
・誤嚥性肺炎
 
・脳血管疾患
 
・骨そそう症
 
・早産・低体重児出産、
 
・メタボリックシンドローム
 
などが代表的なもので他にも
 
・リウマチ(膠原病)
 
・がん
 
・認知症
 
にも関係が深いといわれています。
 
歯周病が脅かすのは歯や歯肉だけではなく、あなたの全身の健康なのです。
 
 
歯周病の引き金となる生活習慣
 
また様々な生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させたりします。
 
喫煙:煙草に含まれる有害物質が歯周組織の破壊を促進します。
 
食習慣:栄養バランスの偏った食事は歯周組織に悪影響を及ぼします。
 
糖分の高い食物はプラークの栄養源になります。
 
歯ぎしり・食いしばり:歯ぎしりや食いしばりは歯や歯周組織の大きな力をかけて歯周病を急速に進行させます。
 
口呼吸:口呼吸の癖があると口の中が乾燥してプラークがたまりやすくなり、唾液による自浄作用がなくなり細菌の活動性が高まります。
 
肥満・メタボリックシンドローム:肥満やメタボリックシンドロームの人は歯周病になりやすいデータがあります。
 
ストレス:精神の緊張状態は唾液の分泌を抑制したり体の抵抗力を弱めて歯周病を悪化させると考えられています。
 
 

歯周病の治療

 
歯周病の治療には大きく分けて歯周基本治療と歯周外科治療の二つがあります。
 
歯周病2.jpg
 
歯周病の基本治療
 
歯周病の治療は原因となるプラークとプラークが硬く石灰化した歯石を取り除くことが大切です。
 
これをプラークコントロールといいます。
 
プラークコントロールが歯周病治療の基本です。
 
さらにプラークコントロールは、自分で行なうプラークコントロールのセルフケアと歯科医院で行なうプラークコントロールのプロフェショナルケアで成り立っています。
 
自分で行なうプラークコントロールのセルフケアはブラッシング(歯磨き)を中心にデンタルフロスを使用したり歯間ブラシを使用して歯と歯の間もプラークを除去します。
 
歯科医院で行なうプラークコントロールのプロフェショナルケアには
 
スケーリング:セルフケアではとり切れなかったプラークやブラッシングではなかなか取れない歯石を取り除きます。
 
ルートプレーニング:歯周ポケット内に器具をいれて、歯石や汚染された歯質を取り除き歯の根の部分の表面をきれいにします歯の表面がなめらかになるとプラークがたまりにくい状態となります。
 
 
歯周病の外科手術
 
基本治療だけでは治らない進行した歯周病の場合には外科手術を行うことがあります。
 
歯肉を切開して歯の根の表面や歯槽骨の欠損状態を直接確認しながら摂りきれなかったプラーク谷歯石を取り除いたり歯槽骨の形を整えたりしてプラークコントロールのしやすい歯肉の状態にします。
 
歯肉や歯槽骨が破壊されていても現在では再生療法が歯科の領域でも行なうことが可能となってきました。
 
外科手術時に特殊な膜を使用したり歯周組織の再生治療薬を応用したりして、歯周組織の再生を促すことで進行した歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性があります。
 
 
しかしとても大切なことは自分で行なうプラークコントロールのセルフケアができていて歯周基本治療がしっかりとされていることが歯周外科・再生療法を成功に導くことにつながります。
 
基本治療ができていないと歯周外科・再生療法うまくいきません。
 
 
歯周病の予防ために日々心掛ける事
 
歯周病から歯を守るために歯周病の予防や歯周病の再発防止には日々の積極的なケアが必要です。
 
歯周病1.jpg
 
 
1.歯垢(プラーク)をためないようにしましょう
 
できるだけ毎食後、特に就寝前には丁寧にブラッシングをしてプラークを口の中にためないようにしましょう
 
2.体を手入れし健康を保ちましょう
 
よくない生活習慣があれば、見直して歯周病の発症や悪化をさせないようにしましょう
 
3.歯や体のことを考えましょう
 
歯や体のことに気を使い、その変化に気をくばりましょう。何か気になることがあれば早めに歯医者に受診しましょう
 
4.歯医者で定期健診を受けましょう
 
自覚症状がなくても定期的に歯医者で検診を受け、プラークコントロールのプロフェショナルケアをうけましょう。
歯医者による確実なチェックと適切なプラークコントロールが歯周病を予防します
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします

エクストルージョン、矯正治療による歯根の挺出について(その4)

 
治療の経過
 
歯根が上方に挺出したら、エクストルージョンで増えた硬く健康な歯肉と歯槽骨を成型するために小手術をおこないます。
 
下の写真は小手術の後の歯肉の落ち着いてきた写真です。
 
エクスト16.JPG
 
 
むし歯の部分を徹底的に取り除いた結果、残った健康な歯質が歯肉に近くなってしまいましたが、歯肉の上に歯根の全周囲に歯質を残すことができました
 
エクスト15.JPG
 
 
その後歯肉が落ち着いてきたら歯根に支えを持たせるように造られた歯の代わりとなる金属の築造物を装着します。
 
下の写真は歯に変わる土台が金属で造られ、整理された写真です。
 
エクスト17.JPG
 
金属と歯根はどちらにも強力に接着する接着性の材料で接着され、金属と歯が一塊(一体化)となるように計られています。
 
周辺の歯肉の状態は未だに発赤や腫れが残っています。
 
歯周病の治療用装置として仮歯を装着して歯肉炎の基本治療を継続して行ないます。
 

常滑の頼れる歯医者  久野歯科医院です

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歯周病と糖尿病の関係について

糖尿病1.jpg
 
糖尿病とは
 
糖尿病はインスリンという血糖を下げるホルモンが不足したり、うまく働かなくなることで血糖値が高い状態になってしまう病気です
 
 
糖尿病の症状
 
症状は主に代謝異常にもとずく、多尿、口渇、やせ、易疲労感などの症状と合併症による症状があります。
 
糖尿病では歯周病を合併する率が高いことは,以前から言われてきました。
 
これに加え最近では、歯周病が糖尿病に悪影響を及ぼすことも報告され話題を集めています。
 
 
糖尿病の合併症の歯周病
 
糖尿病と歯周病は共に生活習慣病のひとつにあげられ、歯周病は今日では、網膜症、腎障害、神経障害、末梢血管障害、大血管障害に続く「糖尿病の第6番目の合併症」といわれています。
 
それぞれの病気が相互に悪影響を及ぼします
 
では糖尿病に歯周病がこれほど多く合併することをどう説明すればよいでしょうか。
 
そのひとつのキーワードは「高血糖」であると思われます。
 
血液中に唐が過剰に存在すると、糖化されたたんぱく質はマクロファージを刺激して、炎症性に毒素を多く産生させます。
 
おそらくこの炎症性毒素が歯周組織を傷つけ、歯周組織の欠損を生むことになると推測されます。
 
 
糖尿病と歯周病の相関関係
 
歯周病の治療によって歯ぐきの炎症が改善すると、インスリンが働きやすくなり血糖値が改善する可能性があるという報告があります。
 
歯周病の治療を続けて行なうと糖尿病の方でも歯周病の状態が改善するだけでなく血糖のコントロールの目安となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が改善することがわかってきました。
 
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは赤血球中に含まれるヘモグロビン(血色素)に糖(グルコース)が統合したもので、過去Ⅰ~2ヶ月間の平均的な血糖のコントロール状態を推測できます。
 
糖尿病の確定診断の指標となったり、病気の経過を観察するのに役立ちます。
 
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の基準値は5.5%以下であれば基準内で5.6~6.4%であれば、生活の改善の判定となり、6.5%~では受診勧奨の判定となります。
 
 
歯周病を治療する
歯科治療1.jpg
 
歯科ではHbA1c5.6~6.4%生活改善が必要な方に歯周病の治療、指導を行なうことがとても大切であると考えています。
また糖尿病の治療を続けることで歯周病の病状を判定する基本検査項目の1つである出血箇所の割合が下がり歯周病の症状が改善することもわかってきました。
 
継続的な糖尿病と歯周病の治療をあわせてすすめることによって必ず双方によい影響を与え合うことは間違いありません。
歯周病があると糖尿病のリスクが2.0倍になるといわれています
 
歯周病を治療する事で糖尿病の悪化を防ぎ、糖尿病の家族歴のある人は歯周病を予防することで糖尿病を発症することを防ぐことができるのです。
 
     
     
 

美しい笑顔をつくるお手伝いをいたします 久野歯科医院です

研修医時代のエピソード2

 
リクワイヤメントの履修
 
東京歯科大学補綴第2講座千葉病院に特別研究生として籍をおき、研修を開始しました。
 
特研生1年目は講座の研究や学生実習の雑用などを任せられ、大学の研究室や大学病院に慣れることが当面の目標となります。
 
あわせて患者様を講師以上の先生の指導の下に診療させていただき、臨床課題を課せられます。
 
具体的には
・総入れ歯の患者様1人、診査・診断から入れ歯の装着、メインテナンスまで
 
・被せ物(冠:クラウン)の治療が必要な患者様1人、かみ合わせや運動の記録できる特殊な器械を使用して調製する
 
・陶材焼付け鋳造冠(セラモメタルクラウン)を模型にて歯を削ることから装着まで技工(作る)を含めて全工程を1人で完成する
 
の3つのリクワイヤメントを行い、患者様の主訴から診査、治療法に対する考察や問題点などを教室の諸先輩の前で発表して、クリアしなければなりません。
 
各々の各段階で写真撮影を行い題目などのスライドも1人でつくります。
 
今では高画質のデジタルカメラやプレゼンテーションソフトがあるので比較的簡単に資料ができますが、当時は銀鉛フィルムで現像しなければならずスライド1枚をつくるのに非常に時間がかかりました。
 
春からはじめて秋を感じる頃にリクワイヤメントが終了し教室員全員の前で症例発表にクリアすれば、一般の患者様が配当されてきます。
 
座学で学んできた事柄を今度は大学病院に来てくださる実際の患者様を指導医と共に診療して自分のものにしていきます。
 
大学病院、補綴科にて診療開始
 
2年間の特別研究生を経て、助手になった後は大学病院での診療が主体となってきました。
 
研修医時代のエピソード1でお伝えしたように「補綴の前準備としての矯正歯科治療」を強く意識して診療しておりました。
 
補綴とは歯の欠損部に入れ歯を入れたり、冠を被せたりして歯の働きを補うことをいいます。
 
患者様の治療は補綴処置で完結するため、補綴するお口の中の環境を整えるために矯正歯科治療に興味を持ち始めている時期でした。
 
歯冠修復の前準備のための矯正歯科
 
当時の患者様の症例を2つ提示します
 
正中離開術前.JPG
 
 
初めて、前歯の隙間を部分矯正で閉鎖した30歳代の女性の患者様です。
 
正中離開術中.JPG
 
透明なプラスティックブラケットを使用し、0.16ラウンドニッケルチタンワイヤーを使用して治療を開始しました。
 
正中離開術後.JPG
 
正中離開を治療しました。歯の裏側には舌面板という固定装置で補綴処置を行ないました。
 
現在であれば、矯正歯科治療のみで治療を行ない、より患者様の負担のないよう保定すると思います。
 
下の写真は上顎前歯の叢生を部分矯正と補綴処置で治療した20代女性です
 
クラウン術前.JPG
 
叢生のあるままで補綴処置を行なうと歯髄が露出したり、歯髄に悪影響を与える可能性が非常に高いため部分矯正を行ない、歯の位置をある程度整えてから補綴処置を行ないました。
 
クラウン術後.JPG
 
当初から歯を神経のあるまま削ることことに神経を使いましたが歯髄に悪影響を及ぼすことなく、叢生の改善ができました。
 
現在であれば歯を削る量をもっと少なく、矯正歯科治療にウエイトを置き、不十分なところを補綴処置で補うことが可能であると思われます。
 
 

歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。

了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。

どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。

常滑市市明和町在住w.r様    女性 27歳 その3 過蓋咬合・叢生 抜歯症例

 
渡辺3.JPG
 
治療経過
 
上顎のレベリングがすすみ、歯の傾きなどの乱れは少なくなってきています。
 
上顎のエステティックワイヤーの0.14ラウンドニッケルチタンワイヤーから、ワイヤーの断面が4角の0.16×0.16レクタンギュラーニッケルチタンワイヤーに交換しました。
 
下顎の前歯が僅かに見えてきています。
 
下顎の前歯にプラスティックのクリアブラケットを付け始めています。
 
今後さらに上の前歯の咬みあわせをあげるために、ニッケルチタンの0.16×0.22リバースカーブのワイヤーを装着する予定です。
 
下顎にはブラケットが装着できたら0.14ラウンドのニッケルチタン・エステティックワイヤーを装着していきます。
 
渡辺.jpg
 

 

常滑市の頼れる歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 
愛知県保険医協会の歯科学術研究会に参加しました
 
セミナー風景4.jpg
 
題目:難治性歯内疾患の治療のヒント
 
講師:前田英文先生(九州大学大学院歯学研究院 口腔機能修復学講座 歯科保存学研究分野教授)
 
変わってきたお口の健康意識
 
むし歯が進行すると神経にむし菌の感染がおよんで痛みをはじめとする不快症状がでてきます。
 
むし歯の進行をとめて不快症状を軽くするためには感染した神経を取り除き、神経に入っている歯の根の治療を行なわなければなりません。
 
最近の一般生活者の意識調査では歯科医療に求めることは技術力の高いことと歯を残すことで「歯を残して、一生涯自分の歯で食事をしたい」と希望されている方が多くなり、お口の健康意識が向上してきたことがうかがえます
 
・歯がなくなると死亡率が高まります。
 
・心血管疾患のリスクが上昇し転倒のリスクが高まります。
 
・転倒すれば大腿骨頚部の骨折のリスクが上昇し栄養素摂取の減少による低栄養のリスクがたかまります。
 
・咀嚼能率が下がりと脳への刺激が減少して認知機能の低下を招く可能性があります。
 
歯の根管治療とは
 
むし歯の治療をして歯を残すことにより死亡率が下がり毎日を健康に過ごすことができます。感染した歯の神経を取り除き、歯の根を治療することを根管治療といいます。
 
根管治療は歯を残すためには避けては通れない歯の治療のひとつです
 
根管内の感染した物質を取り除きを根管のなかをきれいにして神経に変わる薬品を確実に詰めるためには多くの時間を費やしなければなりません。
 
根管治療(歯内療法)は歯科治療の土台をつくる大切な治療です
 
難治性歯内疾患の治療について
 
根菅は複雑な形態をしており、治療経過がよくない場合も少ないですがあります。
 
今回はそういう治りの悪い「難治性歯内疾患の治療のヒント」について解説していただきました。
 
すでに歯の根の治療が施してある歯の治療方針には
 
・経過観察、
・再根管治療、
・外科的市内療法
・抜歯
の4つの選択肢があると思います。
 
難治性歯内疾患の原因には
 
主に
 
・形態の関係する解剖学的原因、
・根管内の歯髄などの状態に関係する病理学的原因、
・細菌の感染による細菌学的原因、
・歯科治療に起因するもの、
・歯の破折、
・非歯原性歯痛
 
などが考えられ今回の先生のお話は歯科治療に起因する原因のものと歯根破折についてのものが中心となりました。
 
難治性歯内疾患の防止について
 
難治性歯内疾患をまず防止するためには
 
・根管の感染を制御することがたいせつである。
・根管の感染は細菌の混合感染であることを理解する。
・治療の過程に問題がないか。
・根管治療に使用される薬の量や治療期間特に水酸化カルシウムの副作用について水酸化カルシウムの過剰な根菅の外へ充填、
・バイオフィルムの根管内への拡がって行く過程、
・根尖周囲のバイオフィルムについて
 
説明がありました。
 
歯内―歯周病変について
 
続いて歯内―歯周病変についての説明がありました。
 
歯内―歯周病変とは歯髄組織或いは歯の周りの歯周組織に生じた病変が、もう一方の組織に炎症を引き起こし市内疾患と歯周疾患の療法に類似した複雑な臨床症状を示す病変です。
 
歯内―歯周病変には3つのタイプがあり
 
・歯内疾患が原因で歯周疾患が発症したもの。
・歯周疾患が原因で歯内疾患を発症したもの
・各々が単独で発症しその後合併して病変が発現したもの
 
に分けられます。
 
歯髄の生活反応をみることが重要で歯内治療を的確に行なえば多くの場合治すことができます。
 
歯の破折について
 
次には歯の破折についての解説がありました。
 
特に縦に歯が割れてしまう垂直歯根破折は、歯を残すことが非常に困難となってしまいます。
 
歯を残すために様々な方法が試みられていますが決定的な方法は今のところなく、口腔外で割れた歯を接着し再び口腔内に戻す(意図的再植)も破折した歯の状態に大きく左右されるように思いました。
 
歯説の防止の配慮については
 
・歯質を多く残すこと
・歯の根に支えを求める材料について
・フェルールを十分に確保すること
・咬む力のコントロール
 
などについてお話いただきました。
 
根管治療の手順と注意点について
 
 
その後根管治療の手順経過の注意点を解説していただきました
 
・根管の入り口へのアクセス、
・根管の中を清掃、感染した歯質を取り除くための根管の拡大、器械の使用時に起こりやすいエラー、
・根管の複雑な走行を考慮すること、
・水酸化カルシウムなど根管治療に使用される薬剤の過剰な量の使用での害について
 
など詳しくお話いただき、むし歯の治療でとても大切なことは
 
・なるべく神経(歯髄)をとらないこと。
・神経を取り除かなければならないときにはできる限り感染をさけること。
・再び根管治療が必要な場合にも感染を避け、根管内の細菌数を下げることに努めること
 
などを説明していただきました。
 
 
根管治療を難治性にしないために重要なことは?
むし歯菌1.jpg
 
根管治療を難治性にしないためには、適切な診査により原因を究明して適切な診断を行いそのもとで的確な治療をおこなうことが大切であることをお話していただきました。
 
根管治療はむし歯になってしまい、不幸にも神経をとってしまった歯を長く持たせるために必要な大切な処置です。
 
来年は効率的で確実な根管処置を行なうため、さらなるレベルアップのために根管治療のセミナーに参加したいと思っています
 
 

常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

狭心症・心筋梗塞の関連痛には注意が必要です

胸の痛み1.jpg
 
・下顎の歯に発作的に痛みが起こる
 
・1回の発作は数分以内
 
・運動すると歯が痛くなるあるいは痛みが増す
 
このような症状があって歯科医院で検査しても歯には異常のない場合、狭心症や心筋梗塞の関連痛かもしれません。
 
狭心症や心筋梗塞の痛みは通常は、前胸部とくに左の前胸部からみぞおち辺りの漠然とした範囲に起こります。
 
関連痛として肩、前腕部、首、後頭部、歯、下顎に痛みが起こることがあります。
 
ときには関連痛だけが自覚されることがあり通勤、運動、走るなどで発作的に歯が痛く感じられることがあります。
 
狭心症・心筋梗塞の関連痛の特徴
 
狭心症の発作時間は2~5分程度で狭心症にはニトログリセリンがよく効きます。
 
ニトログリセリンを飲んで歯の痛みがなくなるようであればやはり狭心症の疑いとなります。
 
狭心症で歯が痛くなる時には数分間の短時間の痛みが発作的に起こります。
 
とくに運動時に痛みが起こりやすい点がポイントになります。
 
運動すると歯の痛みが増し、休息すると歯の痛みがきえる場合には心臓由来の痛みが疑われます。
 
心筋梗塞の場合は放置すると命にかかわります。すぐに病院に受診する必要があります。
 
関連痛は上半身に起こり、左側に多くかんじられるのが特徴です。
 
どうして歯が痛むのか
 
関連痛は神経の勘違いによって起こると考えられていて心臓がいたいと感じるのは感覚神経から脊髄をとおして脳に伝わるからですが、奥歯や肩、腕、胃など上半身の各部分も感覚神経が脊髄につながっているため心臓からの信号を奥歯や腕、胃などから別の神経にも刺激がうつってしまうことがあります。
 
狭心症を感じる部位として歯に痛みが起こる頻度はみぞおちに痛みの起こる頻度より高いという報告もございます。
 
歯の痛みにある部位にむし歯があったり、歯周病が進行していたりしますと状況が複雑になり診断を誤る可能性もあると思います。
 
帯状疱疹や他の神経痛と共に狭心症、心筋梗塞の関連痛についても見極めが重要になってきます
 
胸の痛み2.jpg
 
 
歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。
 
了解をいただきました主に常滑市のご在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。
 
どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。
 

患者様は、常滑市在住 女性21才 y.m様 抜歯症例

美奈子上014.JPG
 
治療経過
 
ワイヤーの断面が丸い0.14インチのラウンドニッケルチタンワイヤーからワイヤーの断面が4角の0.16×0.16インチのレクタンステンレススチールのエステッティックワイヤに交換しました。
 
上顎の左側側切歯の部分的反対咬合を改善する準備に、左側中切歯と左側犬歯の間にオープンコイルというコイル状のバネを本来の長さのものを縮めて入れてワイヤーをスロットにしっかり結さつします。
 
オープンコイルもワイヤーと同様にホワイトコーティングしたものを使用します。
 
オープンコイルの元に戻ろうとする力を利用して左側側切歯の移動するスペースを上顎の左側中切歯と左側犬歯の間につくります。
 
部分反対咬合が改善され下顎の咬みあわせが変わっていくがどうかを確認してから下顎の第1小臼歯を抜歯するかどうかの判断をいたします
 

多くの患者様に来院いただいております 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

毎日歯科診療に携わっておりますと、むし歯や歯周病でないお口の中の疾患や歯科に関連した疾患で患者様が来院されることも、しばしばです。
 
むし歯や歯周病でないお口の中の疾患や歯科に関連した疾患についてお知らせします
 

突発性歯痛(非定型性歯痛)について

 
嫌味の悩み4.jpg
 
突発性歯痛(非定型性歯痛)とは
 
歯または抜歯した後の部位に生じる痛みで部位・原因が特定できない原因が不明のものを突発性歯痛(非定型性歯痛)と言います
 
歯が原因で起こる痛みの多くは、痛み方に変動があって、時間の経過と共に良くなったり悪くなったりします。
 
しかし突発性歯痛(非定型性歯痛)では起きている間中、持続的な痛みがあり、じんじん・じわじわと表現されることの多い痛みが特徴です。
 
歯科でよく使用する痛み止めは効き目がありません。
 
お口の中への食物や温度差のある飲み物などの刺激物が入ることで、痛みが出ることが多いのですが突発性歯痛(非定型性歯痛)の場合は食事の時には痛みが軽くなったり、消えてしまうこともあり、寝ているときには痛みを感じないことも特徴です。
 
痛みは特定の部位に限られている場合から数本の歯に痛みを感じたり片顎の広い範囲に広がりのある場合まで様々です。
 
多くは女性(9割)で7割の方が歯科の治療がきっかけとなって発症するようです。
 
三叉神経痛や顎関節症、舌痛症に比べてもまれな疾患ではありません。
 
突発性歯痛(非定型性歯痛)の痛みは、不快な刺激や心理状態などによって脳の中の痛みをコントロールするシステムの異常で起こる痛みであると考えられています。
 
下顎の比べ上顎に発症することが多く、小臼歯部から奥の大臼歯部が好発部位です。
 
治療について
 
治療はお薬を飲む薬物療法と認知行動療法ですが、使用するお薬は痛みに関係している脳の領域の興奮を抑制すると考えられている抗うつ薬を使用します。
 
抗うつ薬の中では三環系の抗うつ薬を使用します。
 
この抗うつ薬は帯状疱疹の後遺症で冒された神経支配領域に出る痛みにも使われています。
 
2016年には神経障害性の治療薬として歯科医師にも処方ができるようになりました。
 
脳の中で起こる痛みは痛みは痛みの特徴や経過から推定して診断することが必要です。
 
痛みの悩み3.jpg
 
私たち歯科医は患者様のお話を十分伺って痛みの原因を見極めたうえでの適切な処置を行なうことが大切であると考えています。
 
安易な抜歯や神経を抜くことを慎まなければなりません
 

常滑で112年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です

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原因不明な痛み、疼痛性障害

 
痛みの悩み2.jpg
 
疼痛性障害は身体表現性障害の一つです
 
身体表現性障害とは
 
身体表現性障害とは体には原因がみつからないにもかかわらず耐え難い痛みや違和感などの症状のみを訴える精神疾患のことをいいます。
 
かつては自律神経失調症、神経症、慢性~、心因性~、神経性~などと呼ばれていた疾患の多くが身体表現性障害だと考えられています。
 
身体表現性障害の原因
 
原因不明の痛みや違和感は感覚をコントロールしたり認知したりする脳の神経系の変調によって起こると考えられています。
 
長期間の悩み、過労、睡眠不足、などのストレスがきっかけに起こる場合も多いようです。
 
何か強いショックを受け、それが引き金となり急激に起こる場合もあります。
 
ストレスはその出来事や事柄をストレスと感じる人もいれば感じない人もいて性格や遺伝的要素も関係しているといわれていてそれらが複雑に絡み合って発病すると思われます。
 
身体表現性障害の分類
 
症状の特徴によって身体表現性障害は7つほどに分類されます。
 
歯科に関係するものには
 
・原因不明の痛みを特徴とするものー疼痛性障害
 
・体の数箇所の痛み、胃腸の不調、婦人科的問題―身体化障害
 
・何か悪い病気にかかっているのではないかと思い込み検査を繰り返すー心気症
 
・運動神経の麻痺や感覚機能の障害の症状に悩まされるが異常がみられないー転換性障害
 
などがあります。
 
疼痛性障害とは
 
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疼痛性障害は当院のコラムでお知らせした歯が原因でない非定型的な痛みです。
 
検査では全く異常がないにもかかわらず、体のどこかに治療が必要なほどの痛みがあり、仕事や日常生活にも支障をきたしています。
 
痛みに代表される症状は実際に脳の中で感じている感覚で気のせいではありません。
 
痛み止めは効かず痛みは持続的で眠る事もままならない場合もあります。
 
疼痛性障害の治療
 
治療には3環系の抗うつ薬がよくききます。
 
3環系の抗うつ薬は帯状疱疹の後遺症の神経痛にも使用されます。
 
即効性はないので続けて使用することが大切です。
 
4環系の抗うつ薬には副作用として眠気がありそれを利用して眠剤としても使用します。
 
疼痛性障害の痛みの原因は身体的な原因がないのですが、患者様は身体的に何か原因があるのではないかと歯科医院を訪れています。
 
患者様のお話を良く聞き、検査結果などを見せて患者様への十分な説明で患者様ご自身に理解していただくことが治療の第1歩として大切だと思います。
 

常滑の歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ矯正歯科などの情報をわかりやすくお知らせします

 

かみ合わせ、歯ならびに関しての患者様からの質問・お問い合わせへのお答え(Q&A)その2

 
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Q歯の矯正をするのに親知らずを抜く必要がありますか?
 
A患者様のお口の中の状態や不正咬合の状態、不正咬合の程度で変わってくると思います。
 
すべての親知らずを抜かなくてはならないことはないと思います。
 
上顎の第2大臼歯が外側に位置していて歯列のなかに取り込むのに親知らずが邪魔をしていたり、下顎の親知らずが横向きで埋まっていたり(水平埋伏歯)、動的治療後のあともどりで前歯に親知らずが悪影響を及ぼすと思われる場合など親知らずを抜くことになると思います。
 
前方の大臼歯を抜歯して治療しなければならないときには親知らずをその大臼歯の代わりに利用するケースもございます。
 
年齢が若く、第1小臼歯を抜歯して矯正歯科治療を行なった場合で顎の成長と共にただしく、生えてきた場合などは親知らずの抜歯をせず経過観察、保定をしていくことも多くあります。
 
Qかみあわせを治せば顎関節症はなおりますか?
 
A顎関節症の発症するのは色々な因子が重なって起こるようです。
 
咬みあわせが大きく関係しているといわれていたときもありましたが、顎関節症は顎の耐久限界を超えるほど顎の関節や筋肉を酷使したときの起こるというのが最近の考え方です。
 
一般的には顎関節症は治りやすい病気です。
 
顎関節症とかみ合わせの関係は科学的手法によりあきらかとなっておりません。
 
かみ合わせは顎関節症の要因のひとつとして考えられますが、かみあわせを改善しても顎関節症が改善するとは限りません。
 
歯医者は大掛かりなかみ合わせの修正には慎重でなければならないとかんがえています。
 
一度削ってしまった歯質はもとにはもどりません。
 
Q口を大きく開けると「カクカク」「ポキポキ」音がします。顎関節症でしょうか?
 
A口を大きく開けると音がするのは関節雑音といって顎関節症のひとつの症状です。
 
関節雑音は顎関節症の患者様の6割にみられ、関節雑音の中でも「カクカク、ポキポキ」などの音をクリック音といい「ジャリジャリ、ゴリゴリ」などの音は捻髪音・クレピタスといいます。
 
一般的には捻髪音・クレピタスのほうが顎関節症の症状としては重症です。
 
口を開けるとクリック音がするのは顎関節部を構成する部分の関節円板という部分が前方に転位していたものが正常な位置に戻る時に音が生じるからです。
 
また口を閉じる時に音がするのは関節円板が前方に転位することによって起こります。
 
関節雑音が発生しているときに顎関節部に痛みがでるのは15%ほどにすぎません。
 
顎関節症で治療対象になるのは、お口が大きく開けられるか、痛みの程度、日常生活の支障度などの機能障害です
 
クリック音に関しては顎関節部に機能障害がなければ、積極的な治療の対象とはなりません。
 
Q女性です。.一番奥の奥歯のないところが2箇所あります。今回かかりつけの歯医者で奥から2番目の奥歯の歯ぐきに吹き出物ができて歯を抜く予定です。
 
奥歯にはインプラントが2本入ったところがあります。
 
この状態で矯正できますか?
 
A歯を適正な場所に移動させてかみあわせを安定させ、歯ならびをよくするためにはアンカーと言う固定源(抵抗源)が必要で多くの場合アンカーとしての役割りを担うのは大臼歯であり、顎であり、顎外の首や頭部、顔面です。
 
最近ではインプラントを矯正歯科治療のアンカーに使うことが可能になり、治療の範囲が広がったり、治療の仕方が簡単に考えることができるようになってきています。
 
大臼歯が少なく今回、さらに大臼歯が抜歯されればさらにアンカーの役割りを担う大臼歯がすくなくなります。
 
インプラントアンカーを使用することで矯正歯科治療の可能性は広がります。
 
しかし今までの歯を失った原因が気になります。
 
修復物も多いように想像されます。
 
今回抜歯される歯も、「歯ぐきにできた吹き出物」から歯根の破折が想像されます。
 
まずは歯周病の治療を含めた口腔内環境の改善と修復物の確認をされて、かみあわせを安定させることが先であると考えます。
 
現実的には矯正歯科治療は不可能ではありませんが、相当難しいと思います。
 

 

痛みの少ない歯科治療を目指しております 久野歯科医院です
 
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最近、毎日の診療のなかで気になった疾患について(その6)

 
壊死性歯周疾患について
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壊死性歯周疾患は若年者(18~30歳)に突発的に発症するのが特徴です。
 
歯と歯の間の歯間乳頭部の深い、潰瘍と壊死がみられて、さらに周辺に広がり灰白色の偽膜におおわれます。
 
壊死性歯周疾患の症状
 
歯肉はさわると簡単に出血します。
 
歯肉の強い痛みを伴います。
 
その痛みは自発痛、刺激痛、接触痛で口臭も強く発生します。
 
全身的な発熱やリンパ節の腫れ、全身倦怠感を伴うこともあります。
 
原因について
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原因は歯肉炎の状態にあって、そこに強い精神的ストレスや不安、疲労、栄養障害、ウイルス感染、過度の喫煙などで免疫抑制が生じて紡錘菌やスピロヘータなどの細菌感染によるものと考えられています。
 
治療は
 
治療は口腔内を清潔にするようにポピドンヨードやクロルヘキシジン含有のうがい液などで洗浄を繰り返しおこない、全身的には抗菌剤を使用します。
 
栄養状態の改善、十分な睡眠などで体力の回復にに努めストレスに対しても軽くできるように工夫が必要です。
 
急性炎症が消退してくれば通常の歯周病の基本治療にうつっていきます。
 
 
最近はあまり見られない疾患ですが当院ではアジア系の外国人の方に発症しているものを診ました。
 
今後は地域にも寄りますが就労のため、若い外国人の方の発症が増えるかもしれません。
 

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