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技術の習得に邁進していた研修時代のエピソード2

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研修医時代のエピソード2

 
リクワイヤメントの履修
 
東京歯科大学補綴第2講座千葉病院に特別研究生として籍をおき、研修を開始しました。
 
特研生1年目は講座の研究や学生実習の雑用などを任せられ、大学の研究室や大学病院に慣れることが当面の目標となります。
 
あわせて患者様を講師以上の先生の指導の下に診療させていただき、臨床課題を課せられます。
 
具体的には
・総入れ歯の患者様1人、診査・診断から入れ歯の装着、メインテナンスまで
 
・被せ物(冠:クラウン)の治療が必要な患者様1人、かみ合わせや運動の記録できる特殊な器械を使用して調製する
 
・陶材焼付け鋳造冠(セラモメタルクラウン)を模型にて歯を削ることから装着まで技工(作る)を含めて全工程を1人で完成する
 
の3つのリクワイヤメントを行い、患者様の主訴から診査、治療法に対する考察や問題点などを教室の諸先輩の前で発表して、クリアしなければなりません。
 
各々の各段階で写真撮影を行い題目などのスライドも1人でつくります。
 
今では高画質のデジタルカメラやプレゼンテーションソフトがあるので比較的簡単に資料ができますが、当時は銀鉛フィルムで現像しなければならずスライド1枚をつくるのに非常に時間がかかりました。
 
春からはじめて秋を感じる頃にリクワイヤメントが終了し教室員全員の前で症例発表にクリアすれば、一般の患者様が配当されてきます。
 
座学で学んできた事柄を今度は大学病院に来てくださる実際の患者様を指導医と共に診療して自分のものにしていきます。
 
大学病院、補綴科にて診療開始
 
2年間の特別研究生を経て、助手になった後は大学病院での診療が主体となってきました。
 
研修医時代のエピソード1でお伝えしたように「補綴の前準備としての矯正歯科治療」を強く意識して診療しておりました。
 
補綴とは歯の欠損部に入れ歯を入れたり、冠を被せたりして歯の働きを補うことをいいます。
 
患者様の治療は補綴処置で完結するため、補綴するお口の中の環境を整えるために矯正歯科治療に興味を持ち始めている時期でした。
 
歯冠修復の前準備のための矯正歯科
 
当時の患者様の症例を2つ提示します
 
正中離開術前.JPG
 
 
初めて、前歯の隙間を部分矯正で閉鎖した30歳代の女性の患者様です。
 
正中離開術中.JPG
 
透明なプラスティックブラケットを使用し、0.16ラウンドニッケルチタンワイヤーを使用して治療を開始しました。
 
正中離開術後.JPG
 
正中離開を治療しました。歯の裏側には舌面板という固定装置で補綴処置を行ないました。
 
現在であれば、矯正歯科治療のみで治療を行ない、より患者様の負担のないよう保定すると思います。
 
下の写真は上顎前歯の叢生を部分矯正と補綴処置で治療した20代女性です
 
クラウン術前.JPG
 
叢生のあるままで補綴処置を行なうと歯髄が露出したり、歯髄に悪影響を与える可能性が非常に高いため部分矯正を行ない、歯の位置をある程度整えてから補綴処置を行ないました。
 
クラウン術後.JPG
 
当初から歯を神経のあるまま削ることことに神経を使いましたが歯髄に悪影響を及ぼすことなく、叢生の改善ができました。
 
現在であれば歯を削る量をもっと少なく、矯正歯科治療にウエイトを置き、不十分なところを補綴処置で補うことが可能であると思われます。
 
 

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