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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 2021年11月アーカイブ

2021年11月アーカイブ

常滑で114年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

口腔がんは増加傾向

お口の中に発生するがんを総称して口腔がんといいます。

口腔がんは罹患者、死亡者ともに増加していて40年前と比べると5倍以上になっています

お口のなかの手入れは以前に比べてアナウンスする機会も多くあり、お口の中の健康にも気を遣う人も増えてきていると思うのですが、この結果をどう理解すればよいでしょうか?

がんは発見が遅くなれば、どの部位に発生するものでも予後は不良となり命を脅かすことになるのです

また、受診が遅れれば、進行期がステージ4となり、遠隔臓器への転移が起こります

 

4353727_s.jpg

口腔がんの特徴

・お口の中は柔らかく凸凹があり、見えにくい

・早期がんでは症状に乏しい

・お口の中に発生する病変にはがん以外にもさまざまなものがあるため見極めが難しい

・他のがんと違い直接病変をみることができ、専用の検査機器が必要ない

などがあげられています

口腔がんの男女比

口腔がんの男女比は3:2で男性に多くみられるとされています

好発年齢

60~70歳台によくは発生します。寿命がのびて高齢化が著しいことが関係しているとも考えられます。

最近では40歳未満の男性や女性の割合が増加しています。女性の社会進出で女性の飲酒や喫煙が影響しているのかもしれません

 

 

好発部位

舌が口腔がんの約半数を占めています、次いで歯肉、舌の下(口腔底)などに好発します

舌がんでは舌の縁に部分に多く発生します。健診時にはガーゼで舌を引っ張り舌側縁を注意深く観察します

歯肉には周囲が白くなっている部位とか赤くなっている部位が観察される場合には歯周病や他の粘膜病変との鑑別も必要です

口腔がんの組織型

組織型には95%が扁平上皮癌です

扁平上皮癌に対しては、手術療法、放射線療法、化学療法の発展により標準治療が確立しています

口腔がんの診断

口腔がんは他の消化器がんと同じようにびらんや潰瘍を伴います。その周辺は堤防状の盛り上がり硬結を伴うことが多いです

粘膜上皮の白板、紅板などの色調の変化にも注意が必要です

最終的には病理組織検査で確定診断になりますが、目で見ることが可能なため粘膜疾患の発見は安易です。

しかし口腔がんは、いくら治療が確立していても病期が、進行してしまってからでは死に至る怖い病であることには変わりはありません

3702642_s.jpg

 

歯科医院ではむし歯や歯周病の検査、健診だけではなく、口腔全体の視診・触診を行い、口腔がんの早期発見に努め早期治療を患者様に促します

関連記事:お口の中のがんについて

関連記事:歯周病と口腔がんについて

 

 

 

 

 

 

歯ならびでお悩みの方へ 常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です

皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします

常滑市在住 女性 叢生 抜歯症例 M.T様 その3

キャナイン開始正面.JPG

 

治療経過

キャナイン開始右.JPG

016×016インチのニッケルチタンワイヤーでレベリングをステップアップした後、016×016インチのステンレススチールワイヤーを装着して

犬歯の後方移動(キャナインリトラクション)に移ります

下顎右側の中切歯を歯列弓に取り込むためのスペースを確保するためコイル状のワイヤーを縮めて入れてあります

キャナイン開始左.JPG

 

犬歯の歯根の移動とかみ合わせを浅くするために上下のワイヤーにはカーブがつけてあります

 

関連記事:矯正歯科の症例

常滑市の北部に位置している開院114年歴史のある歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします 
 
神経のある歯の亀裂について
 
自発痛の強い患者様が来院されました。
 
患者様からは「咬むと痛みを感じる。熱いものや冷たいものが強くしみる。痛みを強く感じるようになった。」とおはなしいただきました
 
お口の中を拝見しますと
 
・患者様の不快症状を訴えている部位には異常が認められない。
 
・レントゲン写真による診査の結果でも異常がない。
 
・銀スズアマルガムという金属の練った詰め物がしてある以外には一見健全な歯に思われました。
 
診断
 
榊原真由美.jpg
 
レントゲン写真には異常は写ってきてません
 
隣り合った歯の部位に隠れたむし歯はありません
 
歯周病を思わせる歯槽骨の吸収も見当たりません
 
歯の植わっている骨と根の間の隙間もそれ程拡がっているようには見えません
 
歯の根は4つあることが分かります
 
むし歯の可能性も否定できないため麻酔をすることなくアマルガムを取り除くと歯に亀裂(ひび)がみつかりました。
 
症状から判断すればその亀裂からの細菌感染が神経(歯髄)にまで、及んでいたと思われ、そのために強い不快症状があったと思われます。
 
神経のある歯の亀裂は亀裂が歯のどの部位にまで及んでいるかで処置が変わってきます。
 
亀裂がエナメル質内であれば問題ありません。
 
そのまま様子を見る場合も多くあります。
 
象牙質に亀裂があれば、亀裂の範囲が大きくならないように修復処置を講じます。
 
処置方針
CIMG1076.JPG
 
亀裂が神経(歯髄)にまで拡がっていれば、歯髄の除去と根管治療をしなければならなくなり、その後の修復処置は歯を完全に被覆することになると思います。
 
さらに亀裂が歯根や歯の底の部位(髄床底)におよんでいれば、新しい歯科材料の応用を試みますが、一般的には予後がわるく、歯を抜かなければならないケースもでてきます。
 
亀裂は時間の経過と共に進行していく可能性もありますので早めの対応も必要となります。
 
今回の患者様のケースでは歯の奥の部位に深い亀裂がみつかり、歯髄の除去と根管治療に後、歯の全体を覆おう被覆冠での歯冠修復が必要になると思います。
 
 
 

歯ならびでお悩みの方へ

常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です

了解をいただきました主に常滑在住の患者様の治療経過の報告をいたします

どのように治療がすすんでいくか写真を提示して解説していきます

常滑市在住 S.M様 23歳女性 下顎前突傾向のある上下顎前突・叢生 抜歯症例 その1

DSCN0719.JPG

患者様の概要

DSCN0720.JPG

右の第1大臼歯の奥歯のかみ合わせは正常(Class1)で左の第1大臼歯のかみ合わせは下の第1大臼歯が前方(Class3)に位置しています

前歯のかみ合わせは、浅くやや難症例であると判断しました

患者様に診た印象をお話しして、下顎前突傾向のある叢生を伴った上下顎前突であること

矯正治療で歯並びは改善できる、治療することによりプロファイル(横顔)はある程度の改善が見込めることをお話しし、治療の了承を得ることができました。

処置方針

DSCN0722.JPG

上顎右側第1小臼歯、左側第2小臼歯、下顎両側第1小臼歯の4歯の抜歯を行い、獲得したスペースを利用して臼歯関係を改善して、叢生と上下顎前突を治療するように計画します

 

相馬術前全景.png

関連記事:矯正歯科の症例

 

常滑市北部に位置している開院113年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

歯を削ることの功罪について

 
歯を削ることのマイナス面
 
・歯(エナメル質)を削ることのよって歯を弱くしてしまう
 
・むし歯になりやすくなる
 
・歯を傷つけてしまい歯髄に悪影響を及ぼす
 
・知覚過敏症、歯髄変性を起こす(歯髄炎、歯髄壊死)
 
 
歯を削ることの必要性がある場合
 
・むし歯の治療のためには、むし歯になってしまった部分を取り除くために歯を削る
 
・修復物の厚みを確保して修復物の強度を十分に持たせるため
 
・歯が欠損(歯がなくなってしまって)ブリッジタイプの入れ歯を装着する場合の支台装置に歯を使用するため
 
 
何を優先させるべきか
 
患者様のご希望、歯を切削することの必要性、歯を切削することのデメリットを考え、,それでもメリットの方がうわまる場合に、口腔内の状態は患者様ごとに変化すること、むし歯のなりやすさ、歯周病の悪化が懸念されるかどうか、口腔内自己管理の状態などを十分に考慮して歯の切削は決定されなければなりません
 
患者様の、お口の健康を回復し維持するために、総合的に利益の得られるように総合的に判断しなければなりません
 
 
むし歯を再発させないための対策
 
歯を削らなくてもよい方法を考えなければなりません
 
・接着技法を応用する
 
・極力、健康な象牙質に裏打ちされているエナメル質を残す
 
・歯を極力削らない
 
つまるところ
 
・むし歯にならない、させないことがたいせつです
 
・口腔内環境の改善、キシリトールの応用
 
・歯質の強化、フッ素の使用
 
が大切になってきます
 
 
矯正歯科治療のスペース確保のための歯の切削
 
歯の移動を行って矯正歯科治療を行う方法の一つとしてエナメル質の範囲で歯を削ることがあります
 
ストリッピング、ディスキング、IPR(インタープロキシマルリダクション)と呼ばれています
 
部分矯正やマウスピース矯正(インビザライン、アソアライナーなど)で比較的よく採用されます。
 
歯を削去するということは元には戻せないという危険性を伴います。
 
十分な治療計画と患者様への説明、同意が必要になってきます
 
 
 
以下に歯の切削に対して考慮される写真を提示します
 
レジン充填術前.JPG
 
昔、プラスティックの良い材料がない時代に中切歯の歯と歯の間にむし歯ができたため、健康な外側の歯を残し金属で修復された状態です
 
この修復物を界面(開面)金冠といいます
 
界面(開面)金冠を外すと、ほとんどが健康な歯質が現れました
 
レジン充填術後.JPG
 
プラスティック(光重合型レジン)で歯質の欠損部位を修復しました
 
歯質が長期の間保たれていたのは、むやみな歯質の切削を避けたことに起因していると思われます
 
もっともその時代には大量に歯質が切削、除去できる道具がなかったという時代背景もありますが・・・
 
CIMG0818.JPG
 
上顎左側第1大臼歯に初期むし歯があります。
 
光を当ててその反射の程度とレントゲン診査でしか発見できなかった初期のむし歯です
 
CIMG0820.JPG
 
むし歯の部分が現れてきました。
 
カリエスチェッカー(う蝕検知液)を使用しながらむし歯の部分のみを手用切削道具にて取り除きます
 
CIMG0897.JPG
 
歯の硬くなる薬剤を塗布した後、光重合レジンにて必要最小限の歯質を取り除いた部分を修復します。
 
第1小臼歯の第2小臼歯と隣り合った部分にも、むし歯があるのがわかります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

歯ならびでお悩みの方へ 常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です

皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします

了解をいただきました主に常滑、知多市在住の患者様の矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします

どのように治療がすすんでいくのか、治療経過の写真を提示してまいります

知多市在住 19歳女性 K.M様 抜歯症例 治療報告その7

三浦アンテ途中正面2.JPG

治療経過

上下顎にストレートな0.16×0.16インチのステンレススチールのゴールドメッキのワイヤーに交換の後、アンテリアリトラクションを開始しました

三浦アンテ途中右1.JPG

上顎第1大臼歯と第2大臼歯を連続結紮して、第1大臼歯のフックと側切歯と犬歯の間につけたクリンパブルフックで、エラストメトリックチェーンにてアンテリアリトラクションをおこないます。

加えて、患者様には右側ではClass2の顎間ゴムを使用してもらいます

三浦アンテ途中左1.JPG

左側ではほぼアンテリアリトラクションは完了しています

 

関連記事:矯正歯科の症例

体にご負担の少ない歯科治療を目指しています 常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

加齢とともに起こるお口腔内の変化とそれによって起こるリスクとその対策

 
年を重ねてまいりますと体のほうにも変化が生じ、お口のなかの状態も変化してきます。
 
以前のように、手も自分で思うようには動かなくなってきます。
 
お口のセルフケアも年齢に応じた方法が必要です
 
高齢者ケア.jpg
 
高齢者のセルフケア
 
高齢になるとセルフケアの方法が大雑把になりがちです。
 
筋力が低下して今までできていたことが、長く続けてできなくなることも起こってきます。
 
高齢者の中にはそれを自覚して一時的に落胆される方もいらっしゃいます。
 
単純にできることが高齢者の方のセルフケアでは重要なポイントとなります
 
電動はブラシは疲れ知らずで歯ブラシの動きは一定です。
 
電動ブラシは利用を考えても良いと思います
 
高齢者のセルフケアには安全性も軽視できません。歯ぐきが下がってくることを歯肉退縮といいます。
 
歯肉退縮の原因のひとつには加齢も大きな要因です。
 
歯肉の退縮がおこると歯ぐきを傷つけてしまう可能性もあります。
 
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歯肉の退縮について
 
健康であった歯肉は加齢と共に歯の周りの骨がやせて、歯肉が下がり、歯の根の部分が露出してきます
 
本人は最初は歯茎が下がってきていることに気付かず、自己流のブラッシングをくりかえしオーバーブラッシングとなってしまうと象牙質が、露出した歯の根の部分が減ってむし歯になりやすい状態になります。
 
また歯の根の部分には簡単にむし歯が発生します。歯の根の部分のむし歯のことを根面う蝕といいます。
 
細菌は80歳以上の方でも多くの歯が残っており、根面う蝕の予防、早期治療も大切になってきました。
 
そのためには定期健診も必要で役に立ちます。
 
唾液の減少について
 
年齢を重ねてまいりますと、お口のなかに分泌される唾液が生理的にも減少してまいります。
 
そこに高血圧、糖尿病に代表される基礎疾患や疾患の治療のための薬物療法でさらに唾液の減少が著明となります。
 
唾液の役割りはとても大切で消化作用、抗菌作用、粘膜保護作用、食塊形成作用、酸の緩衝作用、粘膜修復作用、歯の再石灰化作用、お口のなかを潤し会話などを円滑にする潤滑作用などがあり、健康を保ち守ってくれています。
 
唾液の分泌量が減少するとむし歯や歯周病だけではなく多くの全身疾患のリスクが高まります。
 
「口の乾きが気になる」「話がしにくい」「硬いものや乾いたもの(クラッカー、クッキーなど)食べにくい」「以前に比べて入れ歯がこすれて痛い」などの自覚症状が唾液の分泌量の減少のサインとなります。
 
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唾液の減少への対処
 
唾液の減少への対処法には食事指導や唾液腺のマッサージを行なって唾液の分泌を促進する。ガムを咬むなどの方法があります。
 
健康によい「あいうべ体操」には即効性はありませんが毎日定期的に数回にわけて行なう習慣をつけることで唾液の分泌量が増加します。
 
また口腔保湿剤のマウスリンスやマウスジェルもドライマウスの症状改善の補助として有効であると考えています。
 
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舌苔について
 
唾液の分泌が減少すると自浄作用が低下して舌の表面に舌苔がつきやすくなります。
 
舌苔を放置しておくと味を感じにくくなったり味覚が変化してきます。舌には味を感じる細胞があり、それを味蕾細胞と言います
 
舌苔のケアを行なうには「舌クリーナー」と言う道具を使用します。味蕾は舌乳頭という小さな突起部分に多く分布しています。
 
舌の組織は非常に繊細なので、強く舌クリーナーをこすり、使用すると味蕾細胞を傷つけてしまう可能性があります。
 
 
 
 
また舌苔は口臭の大きな原因となっています。唾液の減少と舌苔の量の増加があいまって、口臭が発生します。
 
 

歯ならびでお悩みの方へ

常滑市の歯科、矯正歯科 久野歯科医院です

了解をいただきました主に常滑、知多市ご在住の患者様の矯正治療の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。

どのように治療がすすんでいくのか、治療経過の写真を提示して説明してまいります

叢生の治療例 女性I.A様 知多市在住 非抜歯症例 治療報告 その9

 

治療経過

 

ブラケット、ワイヤーを取り除きました

今後は保定治療に移ります

動的治療は完了しましたが装置の除去後、歯列、歯ならびが不安定な状態となります。

リテーナーの使用が必須となります

治療前の正面の写真です

DSCN0136.JPG

 

治療後の正面の写真です。正中のズレも改善されました

ホームホワイトニングされています

いずもブリーチ完了1.JPG

 

治療後の右側の写真です。臼歯関係、犬歯関係ともに良好です

いずも完了いぎ1.JPG

 

治療後の左側の写真です

いずも完了左2.JPG

I.A様のまとめは矯正症例のページに記載の予定です

 

関連記事:矯正歯科の症例

 

 

患者様にご負担の少ない歯科治療を目指しています 常滑市の歯医者 久野歯科医院です
 
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血液、体液によって感染する三つのウイルスについて

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新型コロナウイルス感染症の流行によってウイルス感染症が一般社会でも多く認識されるようになったと思います
 
新型コロナウイルス感染症の正体がわからない頃には歯科治療を控えるようなお知らせがあった時期がありました
 
また、歯科医院では第1回目の緊急事態宣言時には緊急的な方以外の来院自粛をお願いした時もありました
 
歯科治療で使用する器具の消毒・滅菌が十分ではなく院内感染の危険性を指摘する報道がみうけられます。
 
お口のなかは柔らかい粘膜でつくられており唾液が分泌され、出血しやすい環境ができています。
 
歯科医院での処置は唾液や血液を伴うことが高く、器具の消毒、滅菌がとても大切です。
 
血液や体液によって感染する主なウイルスは3つあります。
 
歯科治療で起こる可能性のあるウイルスの感染経路は使用器具からの感染、針刺し事故(医療従事者の感染)が考えられます
 
B型肝炎ウイルス(HBV)
 
B型肝炎ウイルスはB型肝炎の原因ウイルスです
 
B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染します。
 
B型急性肝炎は性行為、医療従事者の針刺し事故、注射針の使いまわし、刺青などが主な感染経路となっています。
 
B型慢性肝炎の大半は母子感染が原因です。
 
ほかのウイルス感染と同じように一過性感染のほかにウイルスが長期間(10年以上)感染している持続感染のあることが特徴で、持続感染を受けている人をHBキャリアと呼んでいます。
 
B型急性肝炎は、感染しても肝炎とわかるような、症状があまり見られず60%~70%の人は治癒します。
 
しかし残りの30%~40%の人には典型的な急性肝炎の症状が見られます。
 
主な症状は関節痛、食欲不振、吐き気、全身倦怠感、肝臓病特有の黒褐色尿、黄疸などです。
 
慢性的な肝炎から肝硬変や肝臓がんにならないために注意が必要になってきます
 
C型肝炎ウイルス(HCV)
 
C型肝炎ウイルスはC型肝炎の原因ウイルスです
 
C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。
 
急性肝炎を発症して、そのうちの約7割が慢性肝炎に進行します。
 
放っておくとさらに進行して肝硬変から肝臓がんに進行する恐れがあります。
 
慢性肝炎の状態では命に危険の及ぶことはありません。
 
継続的な治療に時間がとられますが健康な方と同じように生活ができます。
 
C型肝炎ウイルスに対する治療薬は急速に進歩していて医師の指導の下にお薬を飲んでウイルスを90%以上排除できると言われています。
 
しかし慢性的な肝炎から肝臓がんが発生したり、肝硬変から肝不全が起きると命に関わってきます
 
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人免疫不全ウイルス(HIV)
 
エイズ(後天性免疫不全症)の原因ウイルスはHIVです
 
HIVウイルスは血液を介して人の体内に入ると免疫機能の中心的な役割りをしているリンパ球を次々に破壊します。
 
その結果、次第に免疫力が低下してきて免疫不全状態に陥ります。
 
そうすると健康なときには罹らないような、重い感染症や悪性腫瘍あるいは運動障害や認知障害などの神経症状をきたします。
 
薬物治療の進歩でHIV感染症は命を落とす疾患から治療ができる疾患となりました
 
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歯科医院では新型コロナウイルス感染症の発現の前より院内感染防止対策に努めています
 
常滑の久野歯科医院では今までにスタッフの入れ替えを契機に何度も滅菌・消毒のシステムを見直し改良してまいりました。
 
患者様から患者様へ、患者様から医療従事者へ、医療従事者から患者様への院内感染の可能性を断ち切るために、滅菌・消毒・使い捨て(ディスポーザブル)に力を入れています
 
 
 
 
 
 

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