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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 2021年12月アーカイブ

2021年12月アーカイブ

常滑市の歯医者、久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 
フィギュアスケート選手と矯正治療
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毎年この時期になるとフィギュアスケートの全日本選手権が開催され、テレビで放送されます。
 
各地区の代表の30人が集まり、日本一のアマチュアフィギュアスケーターを目指して競います。
 
例年、ジュニアの選手になかには、矯正歯科治療をうけている方もみうけられます。
 
またシニアに上がってからでも治療されている方が以前にはいらっしゃいました。
 
ブレースをつけている彼女たちからは「ブレースやワイヤーが目立つから矯正はいや!」とか「ワイヤー矯正は痛みがでる」「歯を抜いて矯正するのは抵抗がある」などの患者様からの治療を行なうための障害となるような苦情があるそぶりも見せることがないように感じてしまいます。
 
そのようなことには関心など向かないほど彼女たちには大きな目標があるからだとおもいます。
 
大きな目標とは予選を勝ち抜いて
 
・毎日の練習の成果を発表する1年の総決算で現在の実力を確認する
 
・シニアに上がり日頃の練習の成果を存分に発揮してよい成績をおさめること。
 
・上位に入賞を果たし世界選手権、オリンピックなどの大きな舞台に出場し納得のいく成績をおさめること
 
などと思われます。
 
その目標の達成のためには歯列矯正を行なった美しい健康な歯ならびも条件のひとつに成っているのでしょう。
 
魅力的で健康な笑顔も大きな加点要素となることを彼女たちは痛いほど知っているのでしょう。
 
競技開始の緊張した面持ちから無事に競技を終了したブレースについた笑顔には安堵と自信に満ちています。
 
採点を待つ場所をキッスアンドクライとはよく付けたものだと思います
 
アスリートと矯正治療
 
フィギュアスケートばかりでなく矯正治療中のスポーツ選手を映像で観ることはほんとうにめずらしくなくなっています
 
昔の話で恐縮ですが1984年、ロサンゼルスオリンピックの陸上競技でオリンピック4冠を達成した後のカールルイス、プロテニス選手のアンドレアイエガーなどの外国人選手はメタルブレースをつけたままで、笑顔でインタビューを受けているのが印象に残っています
 
2021東京オリンピックでは日本競泳女子で初の2冠に輝いた矯正治療中の女子の水泳選手の笑顔が印象的でした。
 
マラソン日本代表選手の一人も選考の前にはブレースをつけて矯正治療中でした。
 
やはりメタルブレースを付けたスケートボードの若き女子アスリートも放送で真剣な表情をみることができました。
 
スケートボードは常に転倒の危険性を伴うスポーツです
 
練習の時にはブレースにスポ-ツマウスガードを装着していると思いますが、屈託のない笑顔と他の競技者に対する尊敬と友情には胸が熱くなり、涙がこぼれそうでした
 
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特別ではなくなってきた歯列矯正
 
テレビのお笑いタレントの方もブレースをしていて治療の途中であることがわかる方も増えてきました。
 
さらに、街頭インタビューでは取材を受けている矯正治療中の一般の方を見ることも多くなりました
 
日本でも歯の矯正は特別なことではなく私達、一般の人でもふつうの歯科治療になってきています。
 
歯列矯正を始めませんか?
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誕生日、志望校への入学、成人式、卒業、就職、大切な人との出会い、結婚、出産、長い人生ではうれしいイベントや大切な日、大きな目標にむかってがんばる時があると思います。
 
希望がかなった時、目標を達成できた時、時にはつらく苦しい時もあるでしょう。
 
長い人生の多くの場面で美しく健康な歯並びは、あなたの笑顔にいっそうの輝きを添えてくれることでしょう。
 
笑顔の印象を左右するのは、そう、口元です
 
あなたも少しの覚悟と勇気をもって治療をはじめてみませんか?
 
 
 
 

多くの患者様が来院されています 常滑の歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

審美歯科治療報告 N.H様 右側側切歯 オールセラミッククラウン その3

治療経過
 
仮の歯が装着できたら歯の縁と歯ぐきがなじむのを待って、型をとります。
 
歯の縁がすべて歯質にあることを確認してシリコーン系(シリコーンラバー)の印象材で精密にお口の中が模型に再現できるように型をとります。
 
型から作業用の模型がつくられ、修復物が歯科技工士(テクニシャン)により作成されていきます。
 
今回はジルコニアで被せ物のフレームをつくりその上にセラミクスを築盛して完成されます。
 
フレームの試適をおこない、修復物の適合、縁の確認やお口のほかの歯となじむように色あわせをおこないます。
 
必要なときにはテクニシャンに実際の患者様の歯の色を合わせるときに立ち会ってもらい写真撮影などを行い色彩や形の情報の共有をおこないます
 
そうして歯冠修復ができあがり、口腔内での調整を少なくして患者様に修復物を装着します
 
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歯冠修復物は1歯の場合は周辺の歯と色を合わせることがとても難しくなります
 
 
 

 

 

 

患者様の体にご負担の少ない歯科治療を目指しています

常滑の歯医者 久野歯科医院です

審美歯科治療報告 N.H様 右側側切歯 オールセラミッククラウン その2

処置方針
 
もともとの治療対象の上顎左側側切歯は本来の歯列弓より外側に位置していて歯頚部の位置が不ぞろいです。
 
不ぞろいを治すためには歯の位置を移動させなければなりません。
 
しかし、下の歯がかんでいるために下の歯まで手をつけなければならなくなり治療の範囲が大きくなってしまいます。
 
治療の期間もとても長くなってしまいます。
 
今回は上顎左側側切歯のもともとの位置はそのままで歯冠のみの処置で対応することになりました
 
治療経過
中村テック2.JPG
 
メタルセラミクスの歯を除去し、改めて歯冠形成をおこなって既成の樹脂製の被せ物を利用して仮の歯をつくります。
 
仮の樹脂製(ポリカーボネート)の被せ物を修正して今までより内側に歯列弓に歯冠が入るように仮の歯を修正していきます。
 
周辺の歯肉も改善傾向にあります。歯周組織の状態を整えることも大切です
 
また歯冠修復が多数歯となる場合には既製の被せ物の仮歯からステップアップして外形の修正を最終の修復物に近づけるように何度も行ないます
 

痛みの少ない歯科治療を目指しています 常滑市の久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

審美歯科治療報告 N.H様(常滑市在住)右側側切歯 オールセラミッククラウン その1

セラモメタルクラウンについて

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以前は前歯の自費診療で扱われる修復物は金属に陶材を焼き付けるメタルセラミクスという被せ物が主流でした

口腔内で苛酷な環境に耐えうる部分は金属で、見栄えの必要な審美的な部分は陶材を使用して金属に焼き付けるもので陶材焼付け鋳造冠、セラモメタルクラウンともいいます。

現在でも強度を優先する場合やブリッジタイプの修復物には利用される頻度の高い治療方法です

さらに現在では技術革新が起こり、審美性を優先し金属を全く使用しないメタルフリーの硬質レジン、ハイブリッドセラミクス、オールセラミクスの修復物が登場しています。

メタルフリーの修復物は金属アレルギーの患者様にも心配なく使用していただけます。

オールセラミッククラウンについて

とくにオールセラミクスは金属を使用しないため透明性があり、色彩の年月による変化がないため長期の使用に耐えることができ、もっとも審美性に優れている修復物だと思われます

患者様の概要

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患者様のN.H様は定期健診にこられる患者様ですが、「以前に治療が済んでいた前歯に位置が前方へ出てきたように感じる」

歯と歯ぐきの間に被せ物の縁があり、気になる」との訴えがありました。

久野歯科医院では保険診療を基本としていて、当院が必要と判断した場合以外は当院から自費診療をすすめることは、ほとんどありません。

今回は患者様の希望もあり、前回の治療に使用されたメタルセラミクスからオールセラミクスに変更して再治療しました

関連記事:審美歯科

 

 

歯ならびでお悩みの方へ 常滑の歯科・矯正歯科 久野歯科医院です

了解をいただきました主に常滑や知多市在住の患者様の矯正の治療経過を報告いたします

どのように治療がすすんでいくか多くの写真を提示して解説していきます

知多市在住 K.S様 32歳女性 下顎前歯叢生 IPRを行った部分矯正 その1

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患者様の概要

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K.S様は下顎左側側切歯の舌側への転位の矯正治療を希望されて来院されました。

マウスピース矯正と通常のワイヤーとブラケットを使用する矯正の利点欠点、治療費用等についてお話ししました

当院へ来院される矯正相談の患者様と同様に試料採取を行い、診断しました

舌側に入っている側切歯を抜歯して治療する場合と非抜歯で治療する場合について説明しました

抜歯した場合には当然前歯が3歯になり上顎の正中と一致しないが、スペースのクローズが容易である

マウスピース矯正も可能であると判断するがコストがかさみ、割高となる事

奥歯のかみ合わせはしっかりと正常に噛んでいるので前歯部のみを治療対象にする部分矯正も考えてもよいことなどを説明しました

部分矯正、マウスピース矯正では隣り合った前歯のエナメル質部分の若干の切削が必要となるであろうこともお話ししました

また上顎前歯との接触が緊密であるため、上顎前歯の軽度の叢生を改善する必要のある事もお話ししました

処置方針

マウスピース矯正ではコストがかかること、臼歯部の関係は良好であること、抜歯すると3歯となり、スペースクローズは容易であるが左右のバランスをとることが難しいことなどから部分矯正で治療する。

歯を移動させるスペースの確保にはIPR(インタープロキシマルリダクション)で対応するように計画し、上の前歯の部分矯正も併せて行います。

部分矯正ではありますが非抜歯で行うことにより大きくずれている正中もできるだけ改善するように計画します

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関連記事:矯正歯科

 

 

、常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

矯正歯科治療で歯を移動させるためのスペースの獲得法。IPRについて

 
IPRとは
 
IPRとはインタープロキシマルリダクションの略で隣り合った歯と歯の間の歯質をエナメル質の範囲内で切削して歯の移動するスペースを作る方法です
 
前歯の叢生の部分矯正やインビザライン、アソアライナーに代表されるマウスピース矯正で叢生を治療する場合によく採用されるスペースの獲得方法です
 
IPRはほかにもストリッピング、ディスキングと呼ばれることがありますが、ほとんど同義だと考えて差し支えないと思います。
 
IPRの方法
 
のこぎり状の刃部のついた道具を使用したり、通常の歯の切削に使用する高速の回転切削器械に細いポイントという道具で行ないます。
 
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最初に道具が入る隙間がなく歯と歯の間の接触が緊密な場合には道具が入る隙間を作るための輪状のゴムを使用して隙間を作ることもありま
 
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久野歯科医院では前後的運動をおこなう電気エンジンによるIPRは振動が頭に伝わり、不快であるので現在、使用しておりません
 
IPRの注意点
 
・叢生がおおよそ改善してから行なうことが多い
 
歯と歯の隣り合った部分の丸みのある形態を変えないために叢生の改善後に行なうことが多いです。
 
歯の配列の前に行なうと歯と歯の隣り合ている部分に形が不ぞろいになってしまいます。
 
・数回に分けて行なうほうが余分な切削の危険が低下する
 
むやみな過度の歯の切削を避けるために十分な注意が必要です
 
・各歯の接触点について上顎では0.75mm、下顎では0.5mmを限度に行なう
 
1歯の隣り合った部分で獲得したスペースが少なくても犬歯から犬歯でIPRをおこなえば、まとまったスペースの獲得が可能となります
 
・処置の後にはフッ素塗布などカリエスや知覚過敏の予防処置をおこう
 
切削を行なった部分は丸みをつけ切削前の形態に修正します。
 
切削後は滑らかになるように段階的な鑢を使い仕上げます
 
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IPRを適用する治療機会
 
・叢生を改善する部分矯正
 
床矯正や通常のブラケットとワイヤー使用のもの
 
・叢生の改善を行なうマウスピース矯正
 
インビザライン、アソアライナーでの治療の多くに必要です
 
・ブラックトライアングルの改善
 
歯軸の改善の結果、できてしまうブラックトライアングルを歯と歯の隣り合った部分の接触するところの面積を広くして、接触点を歯頚部側に移動させ、ブラックトライアングルをなくす治療に適用します
 
・乳歯から永久歯への咬合誘導
 
乳臼歯から永久歯の側方歯群への交換を円滑にするために適用します
 
第1乳臼歯と第2乳臼歯の合計横幅(幅径)は第Ⅰ小臼歯と第2小臼歯の合計横幅(幅径)より大きいのでその差を利用して、乳歯の隣り合っている部分を切削し、後継永久歯の正常な萌出の助けとします。
 
 
 

ご自身の歯並びでお悩みの方、矯正歯科治療をご検討されている方へ常滑の矯正歯科医・久野歯科医院 院長が症例等を解説するBlogです。


今回も皆様に役に立つ矯正歯科に関する新情報や具体的な治療例などを分かりやすくお知らせいたします。 

当院ホームページへの掲載に了解をいただきました、患者様のお口・歯並びの進捗についてをご紹介します。
治療を進めることで「どのように、どういった治療が進んでいくのか」を写真と共にご覧いただけます。



■記事の更新日:2022年10月12日(水)13:00



こちらは以前の症例紹介の続きで、矢田にお住いの女性の治療例。上下顎前の叢生、抜歯症例の紹介その3となります。

これまでの「症例紹介その1」「その2」と、今回の症例写真を比べていただくと、
矯正治療を行い、どう変化していっているのかがよく分かります。

 

【矯正歯科治療】常滑市矢田在住 H.M様19歳 上下顎前歯叢生/抜歯症例3

 

016×016菜摘正面.JPG
矯正用の専用ワイヤーを装着している、前から見た症例です。

 

矯正歯科治療 経過について

01616あつみ右.JPG

上記写真の通り 今回、断面 4角の0.16×0.16インチのニッケルチタンワイヤーへとステップアップをしました。

すでに臼歯関係は良好なので、このまま関係を維持しながらもレベリングを続けていきます。

 

016016あつみ左.JPG

上顎では左側第1小臼歯が犬歯の位置にあります。
症例写真をご覧いただければ分かるように、すでに臼歯関係は良好になりつつあります。


順調な症例です。
久野歯科医院では矯正治療において、各ステップごとに細かく歯並びの状態を確認し、
そのステップ・状況に応じた治療を検討
します。

時には思ったように、進まないこともありますが、そういった時にこそ
今後どういった処置・対策を行うべきか?の考え所で、長年の知識と経験が大切となります。

 

関連記事:矯正歯科の症例


 

常滑エリアで矯正歯科治療をご検討中なら、お気軽にご連絡下さい 

当院ホームページをご覧いただければ、すぐに多様で豊富な矯正治療に関する実績があることが
お分かりいただけるのではないでしょうか。

インターネット上に具体的で詳細な症例を載せるということは、他の歯科医院さんも
ご覧になる可能性があります。ですが、歯科治療に対する技術と自信があるため、
多くの治療例を掲載しています。
是非ご覧ください。

症例をご覧いただいてのご質問や、ご自身の矯正治療に関するご相談も
常に受付ております。専門の矯正歯科医がご相談にのります。

 

【今回の記事の執筆者紹介】 常滑の矯正歯科専門 久野歯科医院 院長 久野昌士
 
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≪院長の略歴≫
昭和57年:東京歯科大学を卒業する。
昭和57年~61年:東京歯科大学補綴第二講座に在籍
昭和62年~平成1年:愛知学院歯学部口腔外科第二講座研究生
 
・名古屋YDCAスタディグループ
コンプリートデンチャー研究会に在籍をしながら、
名古屋顎矯正研究会に参加し、現在に至る。

 
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