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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 2021年8月アーカイブ

2021年8月アーカイブ

歯ならびでお悩みの方へ
 
開院113年の歴史のある歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

後戻りの治療3 M.S様の場合  その3

 
治療経過
水野16016正面2.JPG
 
0.16×0.16インチのニッケルチタンレクタンワイヤーから、0.16×0.16インチのステンレススチールワイヤーに交換し、ステップアップしました
 
ワイヤーはトミーのナブライトアーチ使っています
 

痛みの無い歯科治療に努めています

常滑の歯医者 久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

歯を喪失して入れ歯を装着していない人は装着している人に比べて、認知症の発症リスクや転倒のリスクが高くなります

総義歯の症例 K.K様の報告 その2

 
治療経過
 
抜歯が終了しもう一度お口の中の粘膜を抜歯の取り残しなどがないか注意深く診査します。
 
上顎の顎堤は重度に吸収されています。
 
形はU型で劣形です。
 
上ファイナル.JPG
 
U型のためか吸収の程度は強いのですが、現在使用されている上顎の入れ歯の吸着は良好でした。
 
下顎の顎堤は中等度以上の吸収の程度で特に粘膜の薄いところや入れ歯の調製に邪魔な骨の突起、隆起などの構造物は見当たりませんでした。
 
現在使用されている入れ歯の観察も必要です。
 
上旧義歯.JPG
 
上顎の入れ歯は一般的にも吸着がよく、痛みも現れにくいので見落としがちになりますが、小柄な患者様の体格の顎提にしては全体的に使用している人工歯がおおきく、V字形に人工歯がならべてありました。
 
前歯の位置が唇より下にきていて、小柄な体格にしては上下的な咬みあわせが高いのが明白に判断できました。
 
下旧義歯.JPG
 
下顎の入れ歯は以前のブリッジを利用して修理がしてあり、訪問診療を担当されていた先生の苦労がうかがわれます。
 
下の入れ歯は、もともとが部分入れ歯であったためか本来の大きさの入れ歯に比べて、とても小さい入れ歯に感じます。
 
お口のなかでは不安定な状態が想像されます。
 
診査用の模型のための型を採得します
 
歯ならびや不正咬合でお悩みの方へ
 
常滑の久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

後戻りの治療3 M.S様の場合 その2

 
治療経過
 
今回は第2小臼歯から第2小臼歯までにブラケットを装着し、0.16×0.16のニッケルチタンレクタンワイヤーを使用して治療を開始しました
 
さやか016016,tn.JPG
 
使用ブラケットは第2小臼歯部にはトミーのマイクロアーチメタルブラケット、第1小臼歯部から前歯まではデンツプライシロナのクリアブラケットを使用しました
ワイヤーは3Mユニテックのナイチノール オルソフォームⅡを使っています
 
 
入れ歯でお悩みの方、入れ歯で苦労されている方をお世話している方へ
 
常滑の歯医者久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ入れ歯の情報をわかりやすくお知らせします
 
入れ歯を装着していると転倒を予防することができ、転倒した際にも外傷の軽減に役立ちます
 
転倒すると骨折の危険度が増し、その結果寝たきり状態となれば、介護する方、介護される方双方に精神的・肉体的負担が重くなります
 

総義歯の症例 K.K様の報告  その1

 
 
患者様の概要
 
患者様は入れ歯を新しく、作りたいとの希望で来院されました。
 
偶然にも私の高齢の母と同じケアマネージャーが介護される方を担当されていて、患者様の情報をいただけました。
 
さらに訪問診療を担当されていた歯科医の先生からも急性炎症の消退処置と、いままでの詳細な経過を情報提供していただきました
 
お口の中を診査しますと以前に装着されていたブリッジ、歯冠修復物に利用されていたと思われる歯の根の部分が5歯ほど残っておりました
 
むし歯の歯の根が残っていると入れ歯の粘膜に接する部分の環境が悪化し、細菌が繁殖しやすく炎症の大きな原因となってしまいます。
 
患者様は「血液がさらさらになる薬」のバイアスピリン、骨粗鬆症の薬のベネットを内服されています。
 
高齢ですが足取りもしっかりしており全身状態は悪くないようです
 
処置方針
DB124334_210630140510.jpg
 
バイアスピリンは抗血小板薬の中では、効果がマイルドで当院での抜歯で対応できると判断し、全身に対しては細菌感染の予防のためにイソジンによるうがいと抜歯の3日前からの抗生剤を飲んでもらい、対応することにしました。
 
2回に分けて通常と変わらずに表面麻酔の後、浸潤麻酔を行ない抜歯します。
 
その後、現在使用している入れ歯を観察、参考にして新しい入れ歯をつくる予定とします
 
歯ならびでお悩みの方へ
 
常滑の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ矯正歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

後戻りの治療3 M.S様の場合その1

 
当院で動的矯正治療を終了し、定期健診に来院されていたM.S様から「上顎の脇の前歯がへこんできた」とご報告いただきました。
 
取り外しのできるベッグタイプのリテーナーを装着してもらい保定しておりましたが、ずいぶんと不適合となっておりました。
 
顎の成長と上顎第2大臼歯の影響が考えられました。小児の頃より来院されており、非抜歯で治療したことも影響があるかもしれません。
 
M.S様に現在の状態の説明と上顎前歯の部分矯正が必要であることをお話しましたところ、部分矯正による後戻りの治療をご希望されたので動的治療を再開することにしました。
 
処置方針
さやか術前正面.JPG
 
上の写真は初診時、矯正治療前の正面写真です
 
 
さやか術後正面.JPG
 
 
上の写真は動的治療が完了した治療後の正面写真です
 
さやか術後右.JPG
 
さやか術後左.JPG
 
治療後の側面の写真です
 
 
 
再正面.JPG
 
 
上の写真は現在の後戻りの正面写真です
 
さやか後戻りそく.JPG
 
 
さやか後戻り左側.JPG
 
上の写真は後戻りの側方の写真です
 
主訴は前歯の後戻りのあるので第2小臼歯までブラケット(ブレース)を装着して再治療を行なうことを説明し了承をいただきました
 
 
 
常滑の歯科・矯正歯科 久野歯科医院です
 
了解の得られました患者様の治療の経過を報告します。
 
どのように治療がすすんでいくのか写真を提示して解説していきます。
 

知多市在住I.A様 女性 非抜歯症例 治療報告 その7 

治療経過
 
上下顎に断面の4角の0.16×0.16インチのニッケルチタンのレクタンワイヤーから0.16×0.16インチのステンレススチールのレクタンワイヤーにステップアップしてレベリングを継続しています
 
オープンコイルというバネを縮めて、入れてバネが戻る力を利用して下顎右側側切歯の歯列弓に入るスペースを作りました。
 
エラストメトリックチェーンで下顎右側側切歯を歯列弓内に取り込むように移動させます
 
いずも側切歯.JPG
 
 
下顎歯列弓にとりこむことができました
 
いずも取り込み正面.JPG
 
正面の写真です
 
いずも取り込み右側.JPG
 
右側側面の写真です
 
いずも取り込み左側.JPG
 
左側側面の写真です
 
 
 
 
 
 
 
 

患者様にご負担の少ない歯科治療を目指しています 常滑の歯医者久野歯科医院です

皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします

骨粗鬆症の治療薬とお口の健康について

骨粗鬆症.jpg

高齢になりますと特に女性は骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折することが多くなります。

骨が脆くなるのは女性ホルモンの減少に原因があります。

特に大腿骨の大転子部付近の頚部骨折は、寝たきりの大きな要素となり介護が必要となったり要介護度がましたり、さらには命を脅かします。

また骨粗鬆症の患者様は歯を支えている骨が弱くなったり、歯の周りの組織(歯周組織)の病気になりやすくなるという報告があります

骨粗鬆症のお薬は骨を強化して骨折を防ぎます。

骨粗鬆症の薬には破骨細胞と骨芽細胞の働きのバランスを整える働きがあります。

骨粗鬆症の治療薬について

飲み薬.jpg

3つのタイプがあり、

1.骨の作り変えのバランスを整えるもの

2.骨を作る働きを高めるもの

3.骨を壊す働きを抑えるもの

にわけられます。

1.骨の作り変えのバランスを整えるもの

ビタミンD3薬がこれに相当します。骨を壊す働きを押さえ、骨を作る働きを促進する療法の効果を持っていて骨の作り変えのバランスを調整します。腸からのカルシウムの吸収を助けます

薬品名はアルファロール、エディロール、ロカルトールなどです

2. 骨を作る働きを高めるもの

骨芽細胞が骨をつくる働きを促進する作用があります。

副甲状腺ホルモン薬で注射薬です。骨密度がひどく低い人の使用されることが多いです。ずっと使用するわけでなく使用できるのは24ヶ月とされています

薬品名はフォルテオ、テリポンで注射薬です

3.骨を壊す働きを抑えるもの

破骨細胞が骨を壊す作用を抑制するように働きかける薬です

ビスホスホネート系の薬剤とデノスマブ、SERM(サーム)がこれにあたります

SERMは女性ホルモンに似た作用があり50~60代の骨折のあまり心配のない方に使用されます

薬品名はエビスタ、ビビアントなどです

最近は整形外科などのお医者さまから、歯科を受診される患者様について骨粗鬆症のお薬を飲んでいらっしゃることを知らせるカードを患者様がお持ちになることが多くあります。

主にビスホスホネート系の薬剤とデノスマブで骨粗鬆症の治療をされている患者様です

すべてのお薬には効果的に働く主な作用がありますが反面、副作用があります。

お口の中に現れる副作用

お口のなかに発現するビスホスホネート系の薬剤とデノスマブの副作用として注意しなければならないものに顎骨骨髄炎や顎骨壊死があります。

歯周病が悪化すると顎の骨にも炎症が拡がり、顎骨骨髄炎や顎骨壊死が見られることがあります。

・顎に直らない深い傷がある、

・下唇や下顎あたりが痺れる、

・顎に鈍い痛みがあり、続いている。

などの症状がある場合は歯医者を受診することをすすめます。

また、ご自分の歯がなくなってしまった入れ歯の方でも慢性的な入れ歯の傷から顎骨骨髄炎や顎骨壊死となる可能性があります

顎骨骨髄炎や顎骨壊死を予防するためには、しっかりとした口腔ケアを行なってお口のなかを清潔に保ち、お口のなかの感染を防ぐことが大切です。

ビスホスホネート系薬剤の名前はフォサマック、ボナロン、ボノテオ、リカルボン、アクトネル、ベネットなどが内服薬でゾメタ、ボナロン、ボンビバなどが注射薬です

デノスマブの名前はプラリア、ランマークで注射薬です。プラリアは6ヶ月に1度注射をおこないます。

 

注射薬.jpg

骨粗鬆症の治療のお話がお医者様からあれば、歯医者に受診して歯の治療を済ませておくことも必要になってきます。

特に歯を抜くような外科処置をともなうものがあれば、歯科治療を済ませておきます。

骨粗鬆症の薬物療法を継続中も定期的な歯や歯ぐきの健康チェックと歯石の除去、クリーニングが重要です

治療薬の名前からどのタイプの薬でご自分が治療を受けているか知っておくことも必要です

 

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