痛みの少ない治療を心掛けています 常滑の歯医者 久野歯科医院です
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお伝えします
三叉神経痛について

患者様の概要
患者様は上顎の前歯のむし歯の治療中に上顎左側の犬歯付近に強度の知覚過敏を訴えました。
痛みのしぐさが尋常でなく痛みが治まるまでの痛みの持続時間がとても長い印象を強く感じました
三叉神経の第2枝三叉神経痛を疑いました
常滑市民病院の歯科口腔外科を紹介いたしました
薬物療法
三叉神経痛にはカルバマゼピン(テグレトール)という薬物が良く使用され症状の軽減が期待されます
カルバマゼピンにより症状は軽快しました
しかし副作用として難聴症状が発現することがありますが、使用当初に発現しその後2週間ほどで軽減してきます。
この患者様は低い音に違和感があり、お薬の服用を一時中断しました。
その後の対応
当院ではカルバマゼピン(テグレトール)中断中でありましたが、症状が軽減していたこともあり上顎左側第1大臼歯の深在性う蝕を局所麻酔下で治療を開始しましたがそれが刺激となったようで治療中に強い痛みが発現しました
むし歯のあるのが左側と三叉神経痛の発作部位と同じ側なので神経痛を誘発させたのかもしれません
三叉神経痛には痛みを誘発させる引き金となる部位(トリガーゾーン)があります
いままで当院では三叉神経痛の患者様は第2枝(上顎にいく枝)、第3枝(下顎に行く枝神経)の神経痛の2人が来院されています。
舌咽神経痛の疑いのある患者様が1名で顔面領域の神経痛に遭遇する確率は低いと思われます
しかし患者様の痛みの悩みを一刻でも早く診断し歯科口腔外科などに紹介するように常にその可能性を念頭に入れ診療しています
久野歯科医院
院長
久野昌士













