体にご負担の少ない歯科治療を目指しています 久野歯科医院です
	皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします。
生理と歯痛の関連について
	矯正治療を行なった患者様の紹介で来院されました
患者様の主訴と概要

	23歳女性の方
	問診にて主訴は右上の奥歯が痛む。
	現在は痛くない。
	奥歯が痛むがどの歯が痛いのかははっきりしない。
	全身的な疾患はなく、副鼻腔炎の既往はなく耳鼻科への通院もされていない。
診査、検査
	基本的な検査を行いました。
	むし歯由来の痛み、歯周病由来の痛み
	そのほか歯の亀裂などに由来する歯の痛みなどの可能性を考えて、お口のなかを診査します。
	視診ではむし歯はなく、歯周ポケットの深さも3㎜以下で出血もなく歯肉の炎症もありません。
	隣り合った歯と歯の接触状態も良好で、むし歯を思わせる光の変化もありませんでした。
	続いて歯をたたいて響くかどうか、痛みを感じるかどうか(打診)調べましたが異常はありませんでした。
	レントゲン撮影を行いレントゲン写真により診査を行いましたが異常は認められませんでした。
	さらに問診を続けて、痛みの程度、季節が関係しているか、何時ごろ痛むのか、痛みの続く時間をたずねましたところ生理が関係していることが判明しました。
	患者様には理由を説明して、他の生理痛と同様に痛み止めを上手に使用して、やり過ごすようにお話しました。
	むし歯ではないことに安心されたご様子でした。
生理と歯痛

	女性の生理に伴いまして歯痛が起こることがあります。
	生理前や生理時の不快症状には腹痛、腰痛、心理的症状などとともに歯痛もあげられます。
	しかし、むし歯や歯周病が存在しているお口のなかでは痛みの原因が判断がつかない場合も考えられます。
	やはり常日頃からのオーラルケアが大切になってきます
	ほかに生理時には歯肉の腫れが起こったり、歯肉からの出血も多くなったりすることが考えられます
	また生理中の抜歯では血が止まりにくくなります。
	女性の抜歯には体調のコントロールと細かい配慮が必要になってきます。
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