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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 新型コロナウイルス感染症:現状と雑感

新型コロナウイルス感染症:現状と雑感

新型コロナウイルス感染症の現状

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8月から9月にかけてオリンピック、パラリンピックがあり、新型コロナウイルス感染症の収束ができていないとオリンピック開催前には中止を叫ぶ人も多数いたようです。
 
メディアも開催に否定的なものが多く感じられました。
 
しかし開催が決行されればアスリートの皆さんはこのオリンピック、パラリンピックを目標に厳しい練習を重ね、参加し多くの良い成績が残せたと思います。
 
オリンピック、パラリンピックに参加された方はその人にとって今後の人生の糧となり、応援したヒトに多くの感動と勇気を与えたと思います。
 
盛り上がりを見せてオリンピック・パラリンピックも無事終わったように思います。
 
パラリンピックの開催中から新型コロナウイルス感染症のPCR検査陽性者の数は減少し始め、最近の新聞、テレビのメディアでは新型コロナウイルス感染症のPCR検査の陽性者の減少について以前の増加時の煽りは影を潜め冷静さを取り戻しているかのようにみえます。
 

新型コロナウイルス感染症に対する私の雑感

 
新型コロナウイルス感染症の流行は普段、あまり物を考えることのない私にウイルス感染症のこと、メディアの情報の確からしさ、情報収集の手段、日常生活への多大なる影響など、いろいろなことを考え、対応することを教えてくれました
 
分断という言葉
 
感染者と非感染者、感染者(陽性者)がでた家族とそうでない家族、ワクチンを打つヒトと打たないヒト、クラスターの発生した病院と発生していない病院など、新型コロナウイルスは社会を分断するウイルスであるという文言をよくききました。
 
興味を持たせる悪いニュース
 
悪いニュースの方が広まりやすいことに気づく事が大切であることを学びました。
 
・新型コロナウイルス感染症のワクチンの効果より副反応を大きく報道する。
 
・ワクチンのベネフィットよりリスクを多く話す。
 
・感染者(PCR陽性者)の増加を毎日のように報道し、重症者、死者の減少の報告はあまりしない。
 
実際より悪いイメージを抱くようになり、暗い気持ちになってしまいます。
 
暗い気持ちが続けば「コロナ鬱」にもなりかねません。
 
メディア関係者の生活のために?
 
ジャーナリストたちにとってはコロナ禍は「めしの種」なのかもしれません。
 
・新型コロナウイルス感染症が流行し人工呼吸器やエクモにつながれた重症患者を何度も映し出し、もともと数少ないICUしかない都心の或る大学病院が受け入れができるのは後1床だと報道する。
 
感染爆発、医療崩壊などの言葉はそれがあたかも目標のように発せられその目標を達成するために日々の報道があるようにみえました。
 
目の前に映像で示されたものがすべてなのか?
 
メディアやジャーナリストたちは様々な事件、事実、数字を実際より重要であるかのように伝えたがり、顔の見える患者やたったひとつの出来事などでも「目の前にある確かなもの」に私たちは気をとられがちです
 
新型コロナウイルス感染症の患者をうけいれている病院、医療機関は限られていて、そこで対応している医師、看護士をはじめとする医療従事者の方は想像を超える重労働に耐えながらの処置に肉体的、精神的にも参ってしまうことでしょう。
 
テレビでは医療従事者の疲労困憊を伝え、限界を訴えています。
 
他方では私の高齢に母の通院している、かかりつけの医院では通常通りの診療が受けられています。
 
娘の勤務する大学病院では、担当部署以外ではあわてている様子はないようです。
 
病床ははたして本当にいっぱいなのでしょうか?
 
叫ばれていた医療の逼迫は新型コロナウイルス感染症が2類に分類されている影響が大きいのでしょうか?
 
数字からの判断の危うさ
 
単なる数字の比較ではなく新型コロナウイルス感染症の感染者数(PCR陽性者)について人口に対する割合、重症化率、死亡率、陽性率、諸外国とのそれぞれの割合の比較などおおくの数字を比較しながら判断することが必要になってきます。
 
グラフによる比較や解説も縦軸のスケールが違っていたり、横軸の間隔の幅によって大きく見た目が変わってきます。
 
数字を使った煽りにも注意が必要です。
 
数字は嘘をつかないが数字をつかう人は嘘つきかもしれません
 
自分自身で考えること
 
ノーベル賞を受賞されるような科学者も新型コロナウイルスについて独自の見解を述べておられます。
 
しかし彼らの見解のすべてが正しいとはかぎらないと思います。
 
テレビメディアに登場するウイルス感染症の「専門家」のなかにも結果的に当てはまらなかった予測をしている場合も多く見られました。
 
「数週間後には東京はニューヨークのように火達磨となる」など予想はすべて増加傾向の予想となり、減少の時期の予想はほとんどありませんでした。
 
科学者(専門家)であれば、自分の予想と違っていたことを真摯に受け止め、迅速に検証をすべきであると思います。
 
 
誰かを責めれば問題は解決するのか
 
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誰かのせいにすれば問題は解決するのでしょうか?
 
「世界(欧米)にくらべてワクチン接種が遅れていると批判する」・・・どうして遅くなったのでしょうか?
 
予想を上回るスピードでワクチン接種がはじまったら今度は「ワクチンが足らない」と騒ぎ立てる
 
「入院できず、たらいまわしになり死にそうになったが無事退院できた。」
 
すべて政府の長が悪いのでしょうか?
 
まずは時間を割いてワクチン接種のお手伝いをしているスタッフや全力で新型コロナウイルス感染症の治療に直接あたっている医療従事者の方に感謝することがさきではないでしょうか?
 
今後予想される新型コロナウイルス関連の報道
 
秋が深まり冬に向かうにつれてテレビや新聞、雑誌は新たな「めしの種」を探しているようです
 
この頃ではウイルスという言葉は何かしらの恐怖に結びつくようで「ウイルス」関連の話題が多くなりそうです
 
衆議院選挙が終われば、新型インフルエンザの発生や強毒性の可能性、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行、新型コロナウイルス感染症・第6波の襲来、ノロウイルスなどについて大々的に報道される可能性は残されています
 
常滑市の新型コロナウイルスのワクチン接種について
 
常滑市でも順調に予防接種が行なわれ、集団接種は11月6日に終了予定で以後は医療機関での個別接種にうつります。
 
常滑市での私の予防接種の打ち手の役割りは実際には出動することなく済みそうです
 
また常滑市歯科医師会の所属する知多郡歯科医師会、愛知県歯科医師会、東京歯科大学同窓会の開業医の多くの仲間が大規模接種会場で打ち手となり活躍してくれました
 
出番はなくとも非常時に備えることも大切だと考えています。
 
私たちにできること
 
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新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を終えても飲み薬の治療薬ができて、2類から5類への変更とインフルエンザのような開業医による抗原検査からの治療ができるようになるまで、当面は、今までと変わらずうがい、手洗い、不織布マスクの励行と多くの人の集まりを控え、ソーシャルディスタンスの確保、頻繁に行なう換気など日常の基本動作の徹底を行ないましょう
 
気をつけるのは新型コロナウイルス感染症だけではありません
 
歯科医の立場からでは高齢者の方は水痘ウイルスの再燃である帯状疱疹の予防接種をおすすめします。
 
顔に発症した帯状疱疹やその後の後遺症に悩む姿はとてもつらく思われます。
 
帯状疱疹の後遺症のつらさは、新型コロナウイルス感染症の一般的な後遺症とはくらべものになりません
 
今回の新型コロナウイルス感染症も災害のひとつと考えた場合、各歯科医院内では感染の予防につとめ、地域ではワクチンの打ち手の依頼があれば、それにこたえることができるように準備しました。
 
今後は地震などの災害についてもよく考えて、歯科医師として避難所の口腔ケアなどについて研修し事態に備えることも重要であると考えています
 
参考書籍:ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
 

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