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【毎日の診療から】歯医者でみつかる疾患 高齢者はご用心を 帯状疱疹について(その2)

歯医者 久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします 【記事更新日】2021年1月10日 17:07 
 

歯医者で見つかる疾患  高齢者はご用心を 帯状疱疹について(その2)

 
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帯状疱疹の原因
 
帯状疱疹の原因は水痘ウイルス(バリセラゾスターウイルス)です。
 
小さい頃にみずぼうそうに罹った後、水痘ウイルスは脊髄から枝分かれした神経節にもぐりこみ、何十年かの年月が経ち、体の中で再び活動を始めたことにより起こる病気です
 
帯状疱疹の患者は増加傾向にあります。
 
2014年から水痘ワクチンがⅠ~3歳未満の定期接種になった後、子供の「みずぼうそう」が減ったことで大人がウイルスにさらされる機会が減少して、免疫力が鍛えられる機会が減ったと考えられています。
 
特に20歳前後と60歳以上に好発します
 
発症の原因には加齢や疲労、ストレスによる免疫力の低下が挙げられます
 
新型コロナウイルス感染症についての新聞・テレビのかたよった恐怖報道や煽りによるストレスは軽視できません。
 
新型コロナウイルス感染症を恐れるがあまりストレスから免疫力を低下させれば帯状疱疹をはじめ、ほかの感染症にも感染しやすくなってしまいます。
 
帯状疱疹の症状
 
強い痛みと紅斑や水疱などの皮膚、粘膜症状が特徴です。全身の倦怠感と発熱を伴います。
 
体幹部に起こるものが知られていますが顔面に起こることも多く、歯医者にも関係の深いウイルス感染症で、まれに遭遇するものではありません。
 
顔面に起こる場合には三叉神経の支配領域に起こるものは歯の痛みで、はじまることがあり歯の痛みの原因を区別することが難しい場合もあります。
 
お口の中の粘膜にも水疱ができ、水疱がつぶれて、びらんの状態になれば口内炎として痛みを伴います。
 
顔に起こる帯状疱疹は後遺症として顔面神経の麻痺を起こしたり持続性のひどい痛みがあらわれる神経痛を起こすことがありますので注意が必要です。
 
帯状疱疹の合併症には頭痛や発熱、全身倦怠感などの全身症状のほかに頭部の神経支配領域が帯状疱疹ウイルスに侵されると目や耳などの感覚器に障害を起こす可能性がでてきます
 
目の合併症では角膜炎などによる視力低下や失明など、耳の合併症で難聴や耳鳴り、ラムゼイ・ハント症候群などがあり帯状疱疹が引き金になり命を脅かす可能性も出てきます。
 
高齢者にとっては基礎疾患があれば新型コロナウイルス感染症以上にとても怖いウイルスなのです
 
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帯状疱疹の治療
 
歯医者ではできるだけ早くに帯状疱疹の痛みを歯の痛みと見極めて早めに治療をはじめるお手伝いをしなければなりません。
 
治療は皮膚科、口腔外科で主におこなわれます。抗ウイルス薬を使用します。
 
帯状疱疹の感染力は本来、隠れていた水痘ウィルスが活動をはじめたものでほとんどの方は水痘にかかっているかワクチン接種をしているため弱いと思っています。
 
長期にわたるストレスは脳全体を疲弊させ、痛みをコントロールするシステムに変調を起こさせ、痛みを極端に増幅させて感じさせたり大脳の部分に作用してネガティブな感情を引き起こし痛みを増幅させます。
 
脳の中で勝手に痛みを作り出すこともあり痛みの原因がなくてもストレスだけで痛みが始まることも珍しくありません。
 
帯状疱疹の後遺症で起こる神経痛ばかりでなく、リウマチをはじめ急な激痛、慢性的な痛みは日常生活の中で大敵です。
 
水痘ワクチンの予防接種
 
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新型コロナウイルスには確かな効果を有するワクチンは現在のところありませんが、帯状疱疹に対しては十分な効果を発揮する水痘ワクチンがあります。
 
発症そのものを予防するワクチンが接種できるようになり、痛みが長びくのを抑える効果も期待されています。
 
水痘ワクチンの免疫獲得率は高く、ワクチン接種を受けた人の90%以上の人が免疫を獲得できると言われています。
 
副反応としては注射部位の痛み、腫れなどの局所反応が80%、筋肉痛や疲労などの全身反応が60%に認められます。
 
3日ぐらいで消退するようです。
 
副反応を十分理解してワクチン接種を行なうことは本人にとって十分な利益があると判断しています
 
 
 
 

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