矯正歯科治療に力を入れている 常滑の歯医者 久野歯科医院です
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ブラックトライアングルの治療そのⅠ
ブラックトライアングルとは
ブラックトライアングルとは歯と歯の間の歯肉の部分(歯間乳頭)が下がって歯と歯の間に隙間ができてその隙間が黒く3角形にみえる審美障害のひとつです
ブラックトライアングルの原因
ブラックトライアングルの原因には加齢や歯周病によって歯肉が退縮したり、矯正治療の後遺症などがあげられます。
ブラックトライアングルの治療
歯と歯の接触している部分をコンタクトポイントといいます。
歯槽骨の上からコンタクトポイントまでの距離が5㎜以下であればブラックトライアングルは消失することがわかっています(ターナーの法則といいます)。
歯と歯が接触しているコンタクトポイントの接触面を上下的に長くして5㎜に近づけることで歯間乳頭が入り込みブラックトライアングルを治します。
症例
患者様は知多市在住のM.E様 女性です。
上の写真は初診時のものです。
上下顎の叢生がみられ、正中のズレが認められます
上の写真は動的治療が終了したときの写真です
以前当院で矯正歯科治療を終了し、定期健診に来ておられます。
保定装置装置として取り外しのできるベッグのリテーナーを装着していただいておりましたが今回、歯ぐきの隙間が気になると言うことで来院されました。
コンタクトポイントの接触面を長く広くするために歯の形をストリッピングにて整え、ブラックトライアングルを解消します。