納得感重視の矯正歯科治療なら 常滑の久野歯科医院です
アソアライナーの治療例 女性N.T様 その3
治療経過
アソアライナーはプラスティック材料の弾性をを利用して、必要な強制力を必要な部位に選択的に矯正の力を加えて歯を移動させていきます。
アライナーによる矯正歯科治療を継続していきます。
ステップ4
左右の第Ⅰ小臼歯と犬歯の間、犬歯と側切歯の間をそれぞれ0.2㎜づつ合計0.8㎜ストリッピングを行ないます。
アライナーはステップ3と同じようにストリッピングを行い後方に移動させたものをそうちゃくしてもらいます。
ステップ5
ストリッピングを行なってできたスペースを後方に移動させるアライナーを継続して使用してもらいます
ステップ6
ステップ5と同じようにアライナーを使用していただきます
ステップ7
左右側切歯の捻転の改善と左右中切歯の後方移動を行ないます。
ステップ8
再度、全体歯列弓をしぼって後方移動の仕上げを行ないます
下の2枚の写真はアソアライナーにて治療前の写真です
今後は最終時のアソアライナーをリテーナーと使用して保定と経過観察に入ります
治療期間 約9か月 治療費用33万円
下の写真はアソアライナーにて治療後の写真です
アソアライナーで矯正歯科治療を受けるための注意
重要なのは1日17時間以上アライナーを装着し、かみこみ運動を適時行なうことです。
クリアライナーで歯を動かす場合でもワイヤーを使用して行なうときと同じように痛みの出るときがあります。
マウスピース矯正では子供のT4Kトレーナーでも痛みを生じることがあります。
患者様は新しいアソアライナーに交換するたびに歯に違和感を感じることになりますが、それは段階的に強制力が加わっているからで、その矯正力で歯が移動していきます。
極端なひどい痛みがなければ心配は要りません。
患者様にお伝えしたいこと・必ず守ってほしいこと
・クリアライナーによる治療中は硬い食べ物や繊維質を多く含む食品は摂るのを控えましょう
・効果的に矯正歯科治療を行なうにはアソアライナー装着時に咬みこみ運動を行なってください
・食事の時にはアソアライナーをはずし、食後ブラッシングをおこなった後すぐに装着してください
・ひどい痛みを感じたら装着を中止して歯医者に連絡しましょう
・1日17時間以上の装着を行なうことが大切です。12時間以下の装着であれば治療期間が長引くことになります。
患者様のアソアライナー装着の協力度が治療期間に比例し、治療結果の良し悪しにも影響します
この注意をしっかり守っていただくことが重要です。