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常滑の矯正歯科 久野歯科医院 ≫ 院長Blog ≫ 【歯周病と関連のある疾患】歯周菌がアルツハイマー型認知症の原因物質を増やす!?認知症について

【歯周病と関連のある疾患】歯周菌がアルツハイマー型認知症の原因物質を増やす!?認知症について

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認知症について

認知症1.jpg
認知症とは
 
認知症は後天的な理由で起こる脳の機能障害です。
 
生まれ持った脳の発育障害などとは異なり脳の神経細胞が死ぬと正常に保たれていた認知機能が元の戻ることがなく低下して日常生活をしづらくなる状態を言います。
 
認知症のタイプ
 
認知症にはいくつかのタイプがあり、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体形認知症、前頭側頭型認知症が4大認知症といわれています。
 
20年ほど前は日本人には血管性認知症が多く、アルツハイマー型は少ないと言われていたときもありますが、現在では検査法の進歩や検査機器の充実により認知症の全体の7割がアルツハイマー型認知症で次いで2割が血管性認知症、その次がレビー小体形とつづきます。
 
血管性認知症の中にアルツハイマー型のものやレビー小体型のものが含まれていることもあり割合については変化しつつあります。
 
その他にはアルコール性認知症や正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫などの疾患で認知症類似症状が出ることがあるので詳しい検査や鑑別が必要となります。
 
認知症の説明と症状
認知症2.jpg
 
アルツハイマー型認知症
 
脳内にアミロイドβと言うたんぱく質がたまり脳の神経細胞が、壊れ脳全体が萎縮する病気です。緩やかに進行するのが特徴です。物忘れから始まり、徐々に介護が必要になったり意思が伝えられない状態になって行きます。主な症状は物忘れです。
 
血管性認知症
 
脳梗塞や脳出血などで酸素が脳に運ばれなくなり、一部の神経細胞が死んでしまって脳血管に変化が起こるたびに悪化して段階上に進行します。主な症状は脳血管の障害がおきた部位によりさまざまです。
 
レビー小体型認知症
 
レビー小体というたんぱく質が大脳皮質にひろがり、認知障害や神経症状、幻視などの様々な精神症状を引き起こします。
 
好不調の波があり急激に進行することもあります。主な症状には幻視、パーキンソン症状、睡眠時の異常行動などがあります
 
前頭側頭形認知症
 
タウやTDP-43などのたんぱく質がたまり、脳の前頭葉や側頭葉の神経細胞が徐々に萎縮します。万引きなどの反社会的行動、人格の変化から症状がはじまることがあります主な症状には人格の変化、無気力・無関心、感情の抑制が効かなくなるなどがあります。
 
認知症の予防
 
生活習慣病の糖尿病、高血圧、脂質異常の改善が大切です糖尿病の人は脳血管性認知症に2.5倍なりやすく、アルツハイマー型認知症では1.5倍なりやすくなります。
 
バランスの取れた食事を取る。
 
適度な運動習慣をつけるほかには禁煙、人と人との交流に努めて楽しみをもつことで認知症を予防することにつながります。
これは最近注目されているフレイルの予防項目と一致しています。
 
また認知症の前段階の「軽度認知障害(MCI)」を発見することも大切です。
 
軽度認知障害(MCI)」を早くみつけることで早く治療を開始することができ認知症の進行をおさえることができます。
 
歯科と認知症のかかわりについて
 
歯を失うことにより口腔機能の低下が起こります。かむことは脳の活性化につながります
 
歯の喪失はアルツハイマー型認知症のリスクを高めることは明らかになっています。
 
歯がほとんどなくて入れ歯を未使用の人は認知症発症のリスクが20本以上歯が残っている人に比べて1.9倍になります。
 
また歯がほとんどなくても入れ歯を使用している人は認知症のリスクを4割抑制することができると言う報告があります。
 
歯周病と糖尿病には密接な関係がありまた糖尿病があると認知症なりやすくなる可能性が高くなってきます。
 
歯周病で糖尿病が悪化することにより認知症も悪くなるという悪循環に陥る可能性が出てきます。
 
最近の研究では血液のなかを移動して脳内に入った歯周病菌がアルツハイマー型認知症の原因のひとつのアミロイドβタンパクを増やして認知症を悪化させることがわかってきました。
 
 

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