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【お口の中の豆知識】心と体の健康の維持に大切な役割を果たしている唾液について、さらに詳しく

知多市からも多くの患者様が来院されます  久野歯科医院です
 
皆様に役に立つ歯科の情報をわかりやすくお知らせします
 

唾液について(さらに詳しく)

 
平成29年には8020達成者が50%を越えました。
8020運動.jpg
 
高齢になっても健全な自分の歯を持って何でもおいしく食べられることは、健康と生活の質を保つことのつながります。
 
おいしく食べられるには唾液の役割りが非常に大切なものであることがわかります。
 
高齢化と多様なストレスの増加によって唾液はお口の中の働きや環境を良好に保つことで身心の健康の維持にとても重要な役割りを果たしています。
 
唾液の分泌について
 
以前の久野歯科医院のコラムや前回の院長ブログでもお知らせしているように唾液の分泌量は1日に1~1.5Lといわれています。
 
唾液の量は様々な生理的・病的な要因で量や質が変化します。
 
唾液は刺激がない状態でも少しづつ分泌されていてお口の粘膜や歯の表面を潤しています。
 
唾液の量
 
安静時の唾液の量は1日700~800mLで唾液の出る速度は毎分0.3~0.4mLですが1日の変動がおおきく、睡眠中は0.05mL以下になります。
 
寝ているときはこのように唾液の分泌量が大きく減少するため、むし歯や歯周病の予防には寝る前の口腔セルフケアはとても大切になってきます。
 
体の水分も安静時の唾液量に影響を与えて夏には汗を多くかくことで体の水分が減り唾液量も減少します。スポーツでの発汗も同様です。
 
唾液の質
 
食物を摂る時に唾液は多く分泌されますが食物をとるときには唾液の性質も大きく変化します。
 
安静時には顎下腺から分泌される唾液が70%を占めますが食物摂取時には耳下腺唾液が50%以上になります。
 
耳下腺からの唾液はデンプンの消化酵素のアミラーゼを含んでいてさらさらの性状です。
 
精神状態による変化
 
唾液の分泌には自律神経の交感神経と副交感神経が関係していて、2つの神経のバランスにより分泌量が変化したり性状が変化したりします。
 
緊張やストレスを感じていると交感神経が優位となり、水分の少ない粘調度の高い唾液が分泌されます。
 
リラッックスして食事をするときは、副交感神経が優位となり水分の多いさらさらの唾液が分泌されます。
 
加齢による変化
 
加齢に伴って唾液腺自体が変化し組織が脂肪組織や結合組織に置き換わっていきます。
 
体内の水分量が減少するので唾液に分泌量は少なくなってきます。
 
加えて、何らかの疾患があれば常用されているお薬の影響、刺激で唾液の分泌をおさえられドライマウスを起こしやすくなります。
 
軟らかい食べ物の摂取による変化
 
あまり咬まないで飲み込むことができる軟らかい食べ物は、唾液腺への刺激が少なく唾液腺の発達に悪影響がおよぶ可能性が出てきます。
 
子供の頃の十分な咀嚼は顎の骨や筋肉の発達と唾液腺が発達することで健康なお口の中の環境や機能を形成して身心の健康につながって行きます。
 
唾液の成分と働き
 
唾液は血液の血清を原料に唾液腺でつくられた、たんぱく質と免疫担当細胞の中の形質細胞でつくられた免疫グロブリンが混ざってお口の中に分泌されています。
 
飲食に関係する働き
 
食塊形成作用:咀嚼した食物を一塊にまとめて飲み込みやすくしたり、消化しやすくします。
 
消化作用:アミラーゼはデンプンを分解する消化酵素です。
     溶媒作用(味覚の補助作用):唾液に味覚物質が溶け、味蕾に結合することで様々な味を感じることができます。
 
潤滑作用:食べ物が粘膜に付着するのを防ぎ、咀嚼や飲み込みを円滑にします。
 
自浄作用:歯や粘膜に付着したたべかすを洗い流します。
 
お口の働きと環境をまもる働き
 
抗微生物作用:唾液には細菌、真菌(カンジダ菌)とウイルスの増殖や付着を抑制する様々な成分が含まれています。
リゾチーム(細菌を溶かす酵素)、ラクトフェリン(細菌を死滅させるたんぱく質)、γグロブリン(微生物の付着を阻害する免疫グロブリン)、ヒスタチン(カンジダ菌への抗真菌作用)
 
歯の保護(緩衝作用と、被膜作用)と再石灰化作用:飲んだり食べたりするとお口の中は酸性に傾きます。
 
お口の中が酸性となっている時間が長引くと歯が脱灰してむし歯、ツースウエアなどの原因になります。
 
唾液は酸性に傾いたお口の中の状態を中和し中性に戻すように働きます。
 
唾液由来のペリクルという膜が歯の表面を覆って酸から保護しています。
 
カルシウムやリン酸をエナメル質の表面に補給して再石灰化を促します。
 
粘膜の保護と粘膜の修復作用:保湿作用があり食物の刺激から粘膜を保護しています。
上皮成長因子などの増殖因子が含まれており粘膜の修復作用があります。
 
唾液を用いる検査
 
血液検査のように痛みがなく特殊な器具は不要です。
 
検査法.jpg
 
唾液を用いる検査には
 
お口の中の状態の検査:う蝕リスク検査、歯周病関連検査、口腔清潔度検査
 
ストレス関連検査:コルチゾール、クロモグラニンA、αアミラーゼ活性
 
遺伝子検査:がん、生活習慣病などのリスク評価、個人の特定(DNA鑑定)
が日本で行なわれています。
 
ウイルス感染検査:ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染 
 
全身疾患のスクリ-ニング:がん
 
などは海外で行われていたり研究中のものもあります
 
今後、唾液を検体とした信頼性のある確実な疾病の検査が開発され医療の変革につながることが期待されています。
 

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