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スタッフBlog

常滑市の久野歯科医院スタッフブログです。
定期的に当院からの新たなお知らせや矯正歯科治療の特徴、症例等について更新しております。是非ご覧下さい!

常滑市大野町在住 MA様 犬歯埋伏開窓牽引(その6)

歯ならび、不正咬合で、お悩みの方へ
常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。

了解をいただきました主に常滑市ご在住の患者様の
矯正歯科の治療経過を通して処置方針、治療期間、治療費用などをお知らせいたします。

どのように治療が進んでいくのか治療経過の写真を提示して説明してまいります。

今回は、常滑市大野町在住のMA様の治療経過を報告いたします。

左側乳犬歯が抜けました。

レントゲン撮影を行い、左側犬歯の牽引の準備(開窓)を計画します。
右側犬歯は依然として深い位置に埋伏しています。

局所麻酔を行い、破線の位置を切開、歯肉を剥離して犬歯の位置を確認し、
歯の頭の部分にリンガルボタンという装置を接着します。
接着したリンガルボタンに、牽引するための高品質の樹脂製のゴムのパワーチェーンをつけます。



 

次回は、常滑市大和町在住のID様の治療経過をお知らせする予定です。

学校歯科健診について

常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院です。

長年、学校歯科医を務めている常滑市立大野小学校の
児童の学校歯科健診を行ないました。

大野小学校、大野保育園は父が学校歯科医をしていましたが、
それを引き継ぐ形で私が学校歯科医を担当しております。

現在はもう一人の学校歯科医とともに2人制で常滑市立大野小学校と
常滑市立三和西保育園の学校歯科医を担当しております。
大野保育園は園児の減少で閉園され、
地域の子供たちは三和西保育園に通園しています。

父が校医をしておりました最初の頃は常滑市の最北部に位置している大野小学校は
現在の大野海水浴場の近くにありました。
昭和34年の伊勢湾台風の多大なる被害を受け、現在の場所に移転されました。
以後、ときは流れ私は現在地、常滑市大野町10丁目で木造の大野小学校で6年間を学び、
幾度となく集中豪雨や台風に見舞われながら、運動場の拡張とともに
現在の鉄筋コンクリート3階建ての校舎となっております。
体育館(屋内運動場)は常滑市内で最初に建てられたものであったと記憶しております。
屋内運動場も浸水に見舞われ床の張替えなどが行なわれ現在に至ります。
現在の校舎では児童数の減少や不審者の侵入の防止などから1階部分は教室には使用されていないようです。

常滑市立大野小学校は
平成6年に全国で5校だけの
良い歯の指定校の表彰を受けました。

養護の先生による書類申請に始まり、
大野小学校の校長をはじめとする
保健主事、他の先生方の試料作りがあり、
日本学校歯科医会の会長、専務などの先生方の実地調査のときには緊張しましたが、
愛知県歯科医師会の学校歯科部からも応援に副会長の先生が来て下さり
当時は学校歯科に関係しているたいへん多くの人々にお世話になりました。

表彰が決定した際には大野小学校の児童の口の中の健康管理を任せられているひとりとして
責任をまっとうできている事に安堵し、誇らしくも思いました。

台風が襲来し、自宅が被害を受けている最中に富山まで大野小学校の先生方とともに
表彰を受けに行った思い出があります。
記念のトロフィーは今も校長室の棚の上にそのほかの表彰の記念のトロフィーや盾とともに飾られています。
最近ではお隣の三和小学校も表彰されたと聞いております。
常滑市内の小学校が全国的に歯科について表彰されることはとても嬉しくおもいます。

校長室には校長先生の執務机に応接のソファーがおいてあり
歯科健診等の折にはここで、先生方のお話を伺います。

ソファーに座ると目の前には大野小学校の歴代の校長先生の肖像画や写真が掲示されています。

私が大野小学校へ入学した時の校長先生の写真や
卒業時の校長先生の写真も含まれており当時が思い起こされます。

大野小学校の歯科健診は高学年と低学年に分けられ2日に分けられて行なわれます。
歯科医院と同様にオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)にて
滅菌・消毒された診査道具がパックされ準備してあります。

常滑市の小中学校の健診に使用する診査道具は
8年ほど前よりすべて高圧蒸気滅菌されたものが
使用されています。

手指の手洗いの消毒とデンタルミラー2本で診査を行い、指で口腔内に直接触れることはありません。
手袋も用意されていますが、ほとんどの場合使用せずに済んでおります。

高学年は私が担当した子供たちには大きなむし歯は検出されませんでした。
しかし歯肉に炎症があり歯垢の付着している子供たちがいるのが今年は気になりました。

今年は幸いにも高学年では開咬や反対咬合の不正咬合は見受けられず、
著しい八重歯の児童もいませんでした。
強度の口呼吸の悪影響を思わせる口腔内の児童もいませんでした。

当ホームページでもお知らせしているように開咬と反対咬合は早期の治療が有効で
永久歯列完成後には非常に治療が難しくなる場合があります。

呼吸とは本来鼻から息を吸い鼻から吐く鼻呼吸が正常な状態ですが
最近は口から息を吸って口から吐く口呼吸の人が増え、
問題視されています口呼吸と歯周病、むし歯、不正咬合などの歯科疾患の関係について

児童たちは鼻呼吸で真剣なまなざしで
先生の授業を受けているでしょうか?

それともお口「ポカーン」で遠くを見ているのでしょうか?
少し気になります。

開咬、反対咬合、強度の八重歯、強度の出っ歯、
ついては不正咬合として検出し、お知らせしています。

それに加えて精神的な負担(メンタル面でのストレス)など
調査票をもとに不正咬合の検出を行いお知らせしております。

顎関節につきましては調査票を元に診査を行い、痛みを伴うようであれば歯科医院へ受診を勧告しますが
口をあける時閉じる時の雑音だけなら経過観察としています。

固定式の矯正装置を口腔内に装着している子供が数名いました。
ほとんどが同じメカニクスが使用されていて、固定式のリンガルアーチにて側方拡大がされ、
左右の4前歯にブラケットがつけられて細いラウンドワイヤーが部分的に使用されておりました。

固定式矯正装置のためか口腔清掃状態がやや不良でしたが、担当されている歯科医の処置方針、
家族の御意思、本人様のご希望などを考慮した結果の固定式矯正装置なのでしょう。

混合歯列期の主な治療対象は
骨格(skeletal)、機能(function)、習癖(habit)
なので
取り外しのできる装置を使用することが多いのですが、
常滑市の歯科、矯正歯科の久野歯科医院でも場合によっては
乳歯にブラケットを付ける場合もございます。

低学年の学校歯科健診は乳歯列に6歳臼歯(第1大臼歯)の生え始めてくる1〜2年生と
乳臼歯と永久歯の前歯、第1大臼歯の混在する混合歯列期の前期に当たる3年生の歯科健診となります。

およそ30年前、父とともに大野小学校の学校歯科医をしておりました頃は、
ほとんどの乳臼歯がむし歯を覆い隠すがごとく乳歯冠という既製の被せ物が装着されており、
視診で判断することの多い学校歯科健診は簡単に判断できました。

最近はむし歯の軽症化が著明で、接着力の強い歯の色に調和した色の合成樹脂が登場して以来、
自然光での学校歯科健診では処置の有無を判断することが難しくなってきております。

30年の年月が経過する中で学校での様々な歯科予防活動や社会の歯科公衆衛生活動により
児童のむし歯は激減してきました。

常滑市では幼保育園から中学までフッ化物の洗口がはじまっています。
他の市町村も同様のようです。

さらに園児、児童、生徒のむし歯は減少していくことでしょう。

しかしなかにはむし歯が非常に多くありながら
一度も歯医者に行っていない子供がときどきみうけられます。

その理由には様々なものがあると推測されますが、これからは集団的な口腔衛生指導だけではなく
個別のきめの細かい口腔衛生指導も必要になってきます。

また障がいのある児童に対する口腔の管理も必要になってきます。

今後は歯肉炎の予防に重点が置かれます。
成人になったときには正しい歯周病の知識が身についており、
中学校卒業までにブラッシングに代表される
オーラルセルフケアの正しい方法が習得できていることを目指して
学校歯科医として児童のお口の中の健康管理のお手伝いをしていこうと思っています。

常滑市の歯科、矯正歯科
久野歯科医院 院長

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